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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2018-10-08 02:07:16.0 テーマ:その他

ルペンス

グレンハム王国 王宮深く 深夜

カルセ「12年前 南帝国戦争
    そこで起きたウォーリアの攻撃により
    ゼルタラー軍10万 バレスト軍10万の兵士は
    壊滅的な攻撃を受けた
    だが なぜか死者はいなかった」

カルセ「その圧倒的な力 ウォーリア
    私は それを手に入れるために動いた」

ラドゥム「ウォーリア襲撃 以降
     戦争に姿を現さなかったのは?」

カルセ「ウォーリアを手に入れるために研究していたからな
    そのために世界一の軍事国家 グレンハム王国に入り
    そこの技術を使い人工的にウォーリアの力を
    創り出せないかの研究をしていた」

アムル「ウォーリアは血の遺伝しか
    手に入れることはできないはず」

カルセ「だから創った これこそが人工的に
    ウォーリアの力を手に入れる物

        ”ルペンス”

ラドゥム「ルペンスだと なに!」

       カルセの周囲に紫色のオーラが広がる!

アムル「これは!まさにウォーリアの力!」

カルセ「見せてやろう ルペンスの力を!」

ラドゥム「アムル逃げろ!?」

アムル「何を言ってるのラドゥム!?」

ラドゥム「私がカルセの足止めをする!
     その間にグレンハム王国から脱出しろ!?」

アムル「でも!?」

ラドゥム「アムル?出撃前に言ったな?
     ”人は何があれば 人がついて来る”と?」

ラドゥム「その現実的な答えは家柄だ」

アムル「家柄?」

ラドゥム「アムル お前は
     グレンハム王国 第3王位継承者
     ミナイシュ・ザン・ゼネスだ
     お前が そう名乗り謳えば
     今のグレンハム王国を不満に思ってる人間が
     ミナイシュに集まり大きな力になる」

アムル「私にグレンハム王国に戦争を仕掛けろと言うのですか!?」

ラドゥム「でなければ奇跡の英雄が失われた世界で
     世界は”作者”によっていいように弄ばれる
     今の このグレンハム王国のように!!」

アムル「そんな!」

ラドゥム「逃げろ”ミナイシュ”
     お前は この世界の希望になって奇跡の英雄を救え!?」

アムル「死なないでラドゥム!?」

       アムルは その場から逃げ出していく

       それを追撃しないで見ているカルセ

ラドゥム「追わなくていいのか?」

カルセ「ミナイシュがグレンハム王国 王位継承者と謳っても
    それを証明する物はない
    だが逃がしたのは正解だったな?ミナイシュは死なずに済む」

カルセ「ルペンスの力 バルセルト
    お前で試させてもらうぞ!?」

         カルセが消えた!

ラドゥム「(本当に”この世界から消えている”
      気配すら感じない
      わかるのは なにかの攻撃をしてくるくらいか)」

       カルセ!ラドゥムの左側面に

       いきなり現れた!

ラドゥム「しまった!」

       カルセの手甲による攻撃がボディにめり込む!

ラドゥム「くっ! うおお!」

      ラドゥム!現れたカルセを 刀で なぎはらう!

      カルセは消えることで回避した!

ラドゥム「(どうすればいい・・・)」

        バルセルト?君に勝機はない
   
        ウォーリアの力の前にウォーリアを
        持たぬ者は勝利することはできない
        12年前の お前の言葉

        そして産まれた頃に何故か知っている
        物語の言い伝えだ

ラドゥム「!!!!」

        ラドゥムの目の前に現れたカルセ

        虚をつかれたラドゥムは

        またしてもカルセの手甲の攻撃を

        ボディにくらう!

ラドゥム「これが・・ウォーリアの力か・・・」

カルセ「ウォーリアとは つまるところ
    ”戦闘に特殊能力を持った者”のこと
    私がルペンスで手に入れたのは”世界から存在を消す能力”
    それを使えば このように戦える!」

      ラドゥム 両膝を地面につけ
      うなだれる・・・

カルセ「残念だよバルセルト 君もウォーリアの前では
    もはや力の無い人間だ 今ここでとどめを!」

カルセ「・・・え」

       カルセは 一瞬なにが起きたか

       わからなかった

       痛みを感じ腹部を さわった手には

       血で溢れていた・・・

カルセ「・・・私が

        ・・・攻撃を・・受けているだと
       


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