私は都合の良い者を手に入れたい
だからサブを育てる
そのサブに力を与えるって言っても
その力は私にとって都合の良い力だ
都合の良い力がほしくて
サブたちを育てた
都合の良い兵器は
私の戦いを助けてくれる
炎の攻撃を多用するボスが居たら
サブ3人を炎耐性100%にすればいい
光の攻撃を多用するボスだったら
サブ3人を光耐性100%すればいい
めんどうくさいほど耐性攻撃するボスには
サブ3人の耐性をいじって
対応すれば有利になる
もはや そのサブ3人は
私にとって都合の良い兵器になる
ゆえに 相手が強いボスでも
このサブ3人を使えば
相当有利に戦える
カスタマイズサポ
このサブのおかげで
だいたいなことができる
ゆえに失った物も多くある
自分で解決できてしまうから
人を求めなくなる
ゆえに私は いつも孤独だ・・・
だが2つの例外を除いては
カスタマイズサポでも どうしようもないこともある
1つはハイエンドコンテンツ
常闇や聖守護者
もう1つは・・・
NPC「何があるか わかりません
十分な準備をしてください」
レニィ「・・・」
NPC「何があるか わかりません
十分な準備をしてください」
レニィ「・・・・・・」
NPC「何があるか わかりません
十分な準備をしてください」
レニィ「私は・・・
見たことも聞いたこともない
どんなことしてくるか わからないボスに
”何を準備すれば良いかわかりません!!”
アス「レニィ?たぶん このNPCさん
超遠回しにボス戦がありますよって
教えてくれてるんだと思う」
レニィ「じゃあ十分な準備って
どうすればいいんだよ??」
レニィ「対空戦の準備して開戦したら
ボスは海から迫ってきます!とか
言われたら もう手の打ちようがないからね?」
アス「・・・なに・・言ってるかわからないけど?」
レニィ「もういいや!全員 炎耐性100%で
ボスに挑んでやる!!」
レニィは どこかにいなくなった
アス「え・・どういうこと??」
帰って来たレニィ
レニィ「全員を炎耐性100%に
カスタマイズするのに30分かかった」
アス「その間にボスに勝ててない?」
レニィ「これこそ”十分な準備”」
ボスに挑みに行ったレニィ
数分後
・・・レニィたちは全滅した
アス「・・・炎を・・使うボスではなかったようね?」
レニィ「・・・どちらかと言えば・・光だったわ」
レニィ「十分な準備したつもりなのに
せめてボスの情報ほしいよ 初見は無理」
アス「リアルの人生なんて
毎日が初見だけどね」
レニィ「リアルの人生で武器もって
ボスに戦いを挑むことは100%無いと思う」
アス「そういう・・つもりで言ってないからね・・・?」
レニィ「にしても
こんなカスタマイズサブほしいな
アス「・・・え?}
レニィ「あったら便利だろうな」
アス「「持ってたんじゃなかったの!?」
レニィ「こんなサブ育てるのに何億のゴールド必要なんだよ?
無理に決まってるだろ?」
アス「・・・今までの・・持ってますよみたいな
ノリで言ってたのは なんだったんだ?」
こんなサブがほしいって言うレニィの妄想でした
アス「でも そんなサブが3人居たら
だいたいなことは自分で解決できて
孤独を深めてしまうけどね・・・