グレン住宅村
レニィ「よし!これでスキルブック全部だろ!」
レニィ「・・・え・・1枚 足りない」
アス「あぁ そのクエが残ってたね
しかも そのクエ発生させるのに
4つのクエをクリアしてるのが条件だね」
レニィ「・・・なんて遠い
・・・サブのスキルブック全部
アス「・・・なんで そんなことしてるの?」
レニィ「今のドラクエ10やることないだろ?」
アス「いつかのレニィの日誌に
みんな日課 週課などに追われて
心からドラクエ楽しむ人 少ないと思う
レニィ「・・・」
アス「って書いてなかったっけ?」
レニィ「いろいろ調べたら
今のドラクエって試練の門くらいしか
やることないよね~
レニィ「って声が・・・」
アス「なんでレニィだけ忙しい?」
レニィ「だって
サブ育てたいじゃん
アス「・・・」
レニィ「サブの試練の門や日課 週課したいじゃん」
アス「・・・・・」
レニィ「育てば うれしいじゃん!」
アス「レニィが勝手に忙しくなってただけか!?」
レニィ「サポート仲間を自キャラで固めてみん?
まるで自作の物語のキャラが
形になって現れて一緒に戦ってるみたいで!」
妄想癖あるの?
それとも物語の影響?
レニィ「・・・」
アス「(・・・あ・・地雷ふんだかも)」
アスはレニィに片手で
頭部をつかまれ持ち上げられた!
アス「・・・な・・なにを」
レニィ「いいかいアスフェイア君?
君にだけ教えてあげよう」
小説家も認められる前は
みんな妄想家なんだよ?
レニィ「世間に認められて初めて小説家になる」
アスを地面に叩きつけた!
アス「お前 けっこう残酷な表現するのな!
逆に笑えないんだけど!?」
アス「だったら戦ってみろよ!
すべてを捧げて物語を書いてみろよ!?」
アス「世の中には自分の才能に気付けないで
生を終える人も居るんだ!
レニィは才能を見つけられただけ まだ幸せだ!」
レニィ「その才能が世の中に通用するか
わからないけどな!?」
わかってる人間が最初から居るのか!?
レニィ「・・・」
アス「みんな何が答えか わからない中で足掻いてるんだよ!?」
アス「答えがわからないなら
まず才能を育てる努力をしろよ!?」
レニィ「いや だって
・・・自分・・ドラクエしたいっす
アス「・・・」
レニィ「ドラクエが好きで好きで しかたないっす」
アス「現状のドラクエ10で
それが言えるって すごいな」
レニィ「だってさ 知らない誰かと出会って
一緒に しゃべったり冒険したりして
楽しくて笑ってさ
そんな日々が愛おしい
アス「レニィにとってドラクエ10は
その人にとっての すべて?
レニィ「過言・・とは言えないな」
レニィ「さて やっとサブの
スキルブック全部 集めた」
もう1キャラやるか
アス「・・・え」
レニィ「がんばって このキャラも」
アス「あのさ?
誰かと出会って楽しく
冒険したり しゃべったり笑ったり
アス「そんな日々が愛おしんだよね?」
レニィ「・・・」
アス「サブやってたら
メインのフレさんやルムメンさんと遊べないのでは?」
レニィ「いや だって
サポート仲間を自キャラで固めてみん?
まるで自作の物語のキャラが
形になって現れて一緒に戦ってるみたいで!?」
アス「妄想癖あるの?って言ってほしいの?
繰り返させないからな?
レニィ「(・・・ちきしょう)」
レニィ「にしても・・・
サブ育てるのに一週間が足りない
アス「・・・お前だけな?」