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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2019-09-18 06:16:50.0 テーマ:その他

気づかなかった想い

???の場所

「ひどい言われようだったな」

「君には才能がない あきらめろと」

    
       思いついて

       書いてみたのに!

       こんな物 ゴミ以下なんて

       こんな世界 消してやる!!


???の中

少女「私たちは消される」

「そんな!僕は もっと生きたいよ!
 生きてやりたいことが たくさんあったのに!」

「私だって あの人に好きだって伝えてない!」

「お姉ちゃん助けて! 僕 消えたくないよ!」

少女「・・・


      ・・・勝手に・・創造しておいて


少女「なに!?」


           この世界に生きる者たちが

           暗闇の中 動かなくなった


少女「・・・光?・・なぜ私だけ動けるの
   ・・・え? 来いって言ってるの?」


       その声と光に導かれ

       少女はある世界に紛れ込んだ


永遠の場所

少女「なにこれ・・きれい・・・
   あれは夕陽?日が沈もうとしているの?
   そして・・ここは空・・・?
   下には海で雲海が見えている・・・」

少女「ここは・・どこ・・・?」


   
        すまなかったな



少女「だれ!?」

シウス「シウスノト・ビリオン
    人は私を作者と呼ぶ者もいる」

少女「あなたが私を助けてくれたの?」

シウス「君しか救えなかった すまなかった」

少女「私にも作者みたいな人が居たんです
   なのに なんで あの人は・・・
   勝手に創造しておいて・・・」

シウス「飽きた つまらない
    もう書きたくない
    自信がなくなった
    様々なことが考えられる」

少女「人って勝手ですね・・・
   勝手に創造して・・勝手に消去する・・・」

シウス「・・・」

少女「きれいですね ここは」

シウス「ここは私が創った永遠の世界
    だが管理されなければ
    朽ちて消えるだけだ」

シウス「君は消えゆく世界の中で
    共に生きた仲間たちと共に消えることを
    望んだかもしれないのに」

少女「いえ 私は・・・




        ・・・生きたかった




シウス「・・・」

少女「・・・生きて・・みたかったな」

シウス「・・・そうか」

少女「・・・でも・・私には世界が無い」


    
       世界をあげよう



少女「・・・もう・・つまらないと言われて
   消去されたくないんです」



      私が君を生かす

      生きる場所を与えてやる


少女「なら誓ってください
   決して飽きて消去しないと」

シウス「それはできない
    私は生きるだけ生きたら消える身だ」

少女「・・・正直

シウス「「だが私の この身が生きる限り」


        世界は変わった

        そこには その少女が見たことのない

        当たり前の世界が存在した


シウス「この世界を描き続ける」

少女「・・・私に・・世界をくれるのですか?」

シウス「名前は?」

少女「・・・そんなものありません」

シウス「君に名前をあげよう



        セクト・リーア


少女「・・・それが・・私の名前ですか?」

シウス「気に入らなかったか?」

少女「いえ・・うれしいんです・・・
   私には名前をくれる人はいなかったから」


セクト「セクト・リーア」

シウス「生きろ 好きなように」


         回想 終了



宇宙

ラクシュ「なぜ 貴方は作者の味方をするのよ!
     世界を消そうとしているのよ!?」

セクト「それでも!」

セクト「それでも あの人は私に名前をくれた!
    私に世界をくれた 私に!



       生きろと言ってくれた!!



セクト「シウスが世界を消すわけがない!
    たとえ そうだとしても私が説得する!



       シウスの邪魔をしないで!



ラクシュ「・・・」

ラクシュ「貴方に何を言っても無駄ね
     作者を愛してるのね」

セクト「・・・愛・・これが・・愛?」

ラクシュ「これが愛と今 知ったのね」

ラクシュ「これが作者の創った世界でも
     私は世界と星と人を消されるわけにはいかない!



       ・・・勝手に・・創造しておいて



セクト「・・・あ」

ラクシュ「勝手に創造しておいて消されるのは ごめんよ!」



        ラクシュは流星のように

        どこかに消えて行った


セクト「・・・



        ・・・あの時の・・私だ





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