レニィアーゼの冒険日誌

　　　　騎士と魔女はエンド・ワールドを滅ぼす

　　　　この世界の希望だった


　　　　　それが

　　　　　俺たちのことだったんだな



第３人類　空中要塞　バハメクト

ガティ「物語のとおり騎士と魔女は出会い
　　　　悪魔ルドフォニーと戦う
　　　　だが　この先の物語を知る者はいない」

ガティ「悪魔である俺が文字通り悪魔なのか
　　　　騎士と魔女は本当に世界を救う人物なのか
　　　　それも　わからない」

　　　　　　　　お前は　どうしたい？

　　　　　　　　アキ・ルナフェクト？

アキ「・・・」

アズベス「悪魔だろルドフォニー！
　　　　　ルガスタ全土を恐慌に落とした！」

メアリー「これが悪魔の所業ではなく　なんだと言うの！？」

アキ「なぜルガスタを奪おうと？」

ガティ「・・・

　　　　　　　ルガスタを奪い　そこを住処にしなければ

　　　　　　　我々の星の１０憶の同胞は

　　　　　　　星と共に滅びる


アキ
メアリー
アズベス「！！！！」


ガティ「だから奪うしかなかった
　　　　だから侵攻するしかなかった
　　　　だから・・・

　　　　　　・・・悪魔に・・なるしかなかった

アキ「ルガスタの王　ラフィスと交渉は！？」

ガティ「同胞を移住させてくれと言ったが
　　　　これが返事だとばかりに
　　　　お前たち３人が現れ俺たちを消そうとした」

アキ「あれはラフィスとレオンの意思では！」
　　　
ガティ「誤解だとしても

　　　　　　　ここまできてしまった

ガティ「戻るものがあるか？
　　　　アキ・ルナフェクト俺は？

　　　　　　　どうすればよかったんだ？

アキ「・・・」

ガティ「わかるやつなんていない
　　　　みんな正解だと思える手段をとったまでだ」

ガティ「アキ？お前も　そうだろ？」


　　　　　　悪魔を倒せば世界は平和になる


ガティ「それが正解だと思って行動してるのだろ？」

ガティ「悪魔を滅ぼして
　　　　お前たちは平和になる」

ガティ「だが　この悪魔に生きる望みを託した
　　　　同胞たちの想いと希望は
　　　　悪魔と共に消滅する」

ガティ「教えてくれアキ？


　　　　　　　　　何が正解だったんだ？


アキ「・・・答えられるやつなんて」

ガティ「居やしないよな」


　　　　　　　　ガティは刀を抜いた！

アキ
メアリー
アズベス「！！！！」

ガティ「・・・


　　　　　　これが俺の正解だと思える行動だ

　　　　　　だが　そこに俺の救いはない


アキ「・・・ガティ」

ガティ「・・・そういう運命だ」

ガティ「お前は運命に抗えるか？」

アキ「・・・」

ガティ「答えを出せ！そうしないと！



　　　　　　　　運命に滅ぼされるぞ！？


アキ「くっ！」


　　　　　　　　アキは刀を抜いた！


ガティ「それでいい
　　　　それが　お前の正解だと思える道か？」


　　　　　　　ミカ・セイライトは


アキ「ミカを知っているのか！？」


回想　ルイジェネウス

ミカ「いつか私もルガスタに行き



　　　　　　アキと一緒に生きようと思います


　　　　
　　　　　　　　　回想　終了



ガティ「運命に抗う選択をした
　　　　お前も！


　　　　　　　　　　そうしてみせろ！？


アキ「！！！！！」


　　　　　　　ガティ！アキに刀を振り落としに！


アキ「・・・悲しすぎるだろ


　　　　　こんなのが運命なんて悲しすぎるだろ！？


ガティ「・・・」

　　　　　
　　　　　　アキ！ガティの攻撃を受け止める構え！

　　　　　　　　　ドオオオオンンドドドンン！

ガティ「何が起きた！？」

ルダ「バハメクト右側面から
　　　なんらかの攻撃を受けました！？」


空　フェルク騎士団

ベル「今の砲撃で死者も・・・
　　　陣形も崩されました！」

ルガート「あの軍は！？
　　　　　白銀の・・竜騎士だと・・・！？」


グレンハム王国

レオン「まさか存在していたのか
　　　　神話の中の存在だと思っていたが・・・


　　　　　　　　セクトプリオン


レオン「なぜ我々を攻撃する・・・？」


空　白銀の竜騎兵

エダーシ「奇襲に成功しました」

ケルク「さらなる攻撃にでるんでしょ司令官？」

？？？「そうだな・・・

　　　　　　面白い見世物を

　　　　　　さらに面白い見世物にするために


？？？「・・・

　　　
　　　　　あなたの味方だと
　
　　　　　言った覚えはありませんよ

　　　　　ガティレイア・ルドフォニー？


バハメクト

ガティ「何が目的で　この戦争に介入してきた！


　　　　　　　　　セクト・リーア！？