両者ぶつかる!
ザファイドアーク(地名) 南部
レアットの流れるような斬撃
それを防ぐゲジジェ
ゲジジェ「(これが”ジェイス”の能力者
人を超えた人間)」
レアットの重剣
ゲジジェ「(まるで小枝を振るうように扱う)」
後方に飛び距離をとったゲジジェ
レアット「どうした?俺はザコだったんじゃないのか?」
ゲジジェ「死の狭間で会得した能力 ジェイスか
よく帰って来れたな?」
レアット「あの時は奇跡があると
いや 奇跡を目の当たりにした」
レアット「死の狭間より生還しジェイスを手に入れた
俺を相手に どうする?」
レアット!重剣を振り下ろす!
ゲジジェ「(見切ったが しかし)」
バックステップで かわすゲジジェ
レアットの「とっさの判断か?
刀で受け止めるモーションに見えたが?」
セネア「刀を微動に動かし意識させたことで
斬撃の範囲を操ったかゲジジェ?」
ゲジジェ「そんなところだ」
レアット「食えねえな これがセクトプリオンか」
ゲジジェ「安心しろ?これでも俺は
セクトプリオンではザコの部類だ?」
レアット「なら とっとと倒さないとな!?」
レアット!ゲジジェに迫り!!
重剣を振り下ろした!
レアット「(刀をかまえた!今度は踏み込みが深い!
なら!刀ごと お前を斬る!!)」
ゲジジェ「悪いな」
レアット「なに!」
ゲジジェ!レアットを突破!!
さらにセネアもレアットを突破した!
ケイネ「てめえの相手は俺だ!」
ケイネ!レアットに迫る!
レアット「俺を見向きもしないか」
ケイネ!レアットに刀を振り下ろす!
レアット「その程度か」
レアットの重剣でケイネの刀を弾き飛ばした!
ケイネ「くっ!」
レアット「相手は ちがうけど もう一度言う
軍を率いる将が おいそれと
前に出れてくるんじゃないよ?
レアット「お前が討たれたら誰が軍を指揮するんだ?
ケイネって言ったっけ?」
ケイネ「くっ!」
ミユ「敵に突破を許してしまった!このままでは!」
レアット「別に いいんじゃないの?」
あいつが来るだろうし
ミユ「あいつか」
セネア ゲジジェ
中央部に迫るべく駆け上がる!
ゲジジェ「エネルギーが枯れることのない
ヴァリアスオーブ36基
それを何に使うんだ人間は」
セネア「大きな力を使おうとしている
作者が恐れるほどのな
”予定”では その認識で良い」
セネア「テイルの言う通りならヴァリアスオーブを
一基でも破壊すれば供給がとまり
敵の”しかたっかこと”ができなくなる」
セネア「こんなバカらしい戦争は終わり
早期決着により死者は激減する」
セネア「ゲジジェ?これは”予定”にない私の独断よ?
特攻と言っても過言ではない」
セネア「こんなことに
つきあう必要はないのよ?」
ゲジジェ「お前のためなら かまわないさ」
セネア「え」
ゲジジェ「つきあってやるから遅れをとるなよ?」
セネア「そっちこそね」
そうか もう”予定”に頼らず
自分で動けるようになったか
セネア
ゲジジェ「!!!!」
彼らの目の前に現れた人物
クルーゼ「お互い成長したみたいだな」
ゲジジェ「よくも俺たちの前に姿を現したな?」
セネア「なぜセクトプリオンを・・・・いえ
私たちを裏切ったの!
クルーゼ!?
クルーゼ「良い親友だったよ ゲジジェ・ハルスタン」
クルーゼ「良い恋人だったよ セネア・ボードン」
ゲジジェ「そう言うのであれば戻って来い!クルーゼ!?」
セネア「”エタシュ”の お前が
なぜ人間に つく!?」
クルーゼ「愛してしまったからな 人間を」
ゲジジェ「貴様」
クルーゼ「”予定”になかったのか?
俺が立ち塞がることを?」
セネア「・・・あなたとは・・戦いたくない」
クルーゼ「俺もだよ セネア?」
セネア「だったら 道を開けろ!?」
クルーゼ「・・・
・・・運命とは・・残酷だ
セネアとゲジジェが敵になるなんて