クルーゼ・クロスナー ゲジジェ・ハルスタン
両者 激突!!
ザファイドアーク(地名)南部
つばぜりあいになる!
刀と刀が はじきあい
ゲジジェ!右に なぎはらい!
バックステップで かわすクルーゼ!
そして両者 突進! 激突した!!
互いに刀で打ち合い ぶつかる!
共に圧を感じた二人は
それから逃れるために距離をとった!
ゲジジェ「強くなったな 特にパワーが増した
人間の世界で得る物があったらしいな?」
クルーゼ「ゲジジェ?俺は あの頃の俺と ちがう」
ゲジジェ「言うようになったものだな
だが お前は俺に一度も一騎打ちで勝ててない」
クルーゼ「なら 勝利して見せようか!」
クルーゼ!恐ろしい速さでゲジジェに突進!
ゲジジェ「(速い!)」
クルーゼ「スピード2倍!
5方位攻め!
正面 背後 両側面 空からの
ゲジジェ「5方位から来る斬撃か!」
しかし!それを全部 防ぐゲジジェ!
ゲジジェ「とんでもないものを持っている
5つの斬撃のはずなのに
すべての斬撃が一撃のような速さを感じる」
クルーゼ「初見のはずなのに すべて防ぐか」
ゲジジェ「残念ながら反撃はできなかったよ」
ゲジジェ「クルーゼ?本当に あの頃とは ちがう
あの頃の感覚で戦えば俺は負けるだろう」
クルーゼ「俺は お前とは何もかも違う
”ケモノ”になったからな」
ゲジジェ「ケモノだと?」
クルーゼ「したくない経験だった
おかげで今 俺は
戦いに魅了されている!
クルーゼ!スピード4倍 刻一閃!
ゲジジェ「初見には きつい速さだな!?」
ゲジジェ!前方にガード魔法展開!
クルーゼ「俺のスピードより速くガード魔法だと!?」
その盾がクルーゼの
一閃にようるラッシュを防ぐ
そして その壁を粉砕した!
クルーゼ!突進!!
クルーゼ「なに!」
だが!ゲジジェも突進
ゲジジェ「くらえ!?」
ゲジジェ!右に なぎはらう斬撃に
クルーゼ!ギリギリのところで 踏ん張り かわす!
だが!その斬撃によりおきた旋風に
クルーゼの身体の自由が奪われる
後方に飛ばされる!
ゲジジェ「貫け!セブンアロー!?」
具現化した矢が7本 ゲジジェの周囲に出現!
矢が1本1本 不規則な動きをし
クルーゼに迫る!
クルーゼ「動け!」
身動きができないクルーゼ!
クルーゼ「スピード4倍!」
スピードを上げ足掻くクルーゼ!
縛りから解放され微動に動き7本の矢を かわす!
ゲジジェ「”最少動作!か
身体に危険を感じたら反射的に
回避に動く体術
身体が回避に動いても最終的に
どう かわすかは人間の判断による
”回避をするのに”大きな助けになるか」
クルーゼ「よく知っているじゃないか?」
ゲジジェ「敵を討つのには敵を知らないと不利だ
お前の潜入したフェルク騎士団のことは
知識として頭に入ってる」
クルーゼ「敵を討つために敵を知る
なら 人間側でゲジジェを倒せるのは
俺しかいないだろ
そう 俺は お前を知っている
二人の戦いを見ていたセネア
セネア「どうしてよ!
なんで あなたたちが殺し合うのよ!?」
クルーゼ
ゲジジェ「セネア」
セネア「・・・もう
・・・あの頃に・・戻れないの!?