やはりケイネでは軍を任せられんか
ザファイドアーク南部
騎馬軍を率いゲジジェ セネアが現れた
その数 5万
ゲジジェ「聞け!ケイネ軍の兵士たちよ!
これよりケイネに代わり
私 ゲジジェが指揮を執る 我の指示に従え!」
指揮系統が乱れ混乱していたケイネ軍 5万が
ゲジジェの指揮のもと収拾する
アキ「余計な事してくれたなゲジジェ!セネア!」
アキ!馬上より両手から魔力弾を2つ放つ
それがゲジジェとセネアに向かっていく!
セネア「将の一本釣りか?
ケイネには通用したのだろうが
私たちに なめたことを」
ゲジジェもセネアも一刀のもと
魔力弾を斬り消す
ゲジジェ「一度 その攻撃は見ている
残念だったな奇跡の英雄!?」
アキ「やっぱ あの時 逃がさなきゃ良かったな」
セネア「クルーゼは どこ!?」
アキ「後方で援護射撃やってくれてるぜ?」
ルダ「(クルーゼは西部に走らせたはずだが?)」
アキ「(その方が結果として良かっただろ?)」
ルダ(そうだな クルーゼにとって
親友と恋人 また戦うのは残酷か
それでクルーゼを西部に走らせたのか)」
ルダ「(で?なぜ後方にクルーゼが居るとウソを?)」
アキ「(わずかでもクルーゼのことを考えてくれたら
ゲジジェとセネアに隙が生まれる そこを逃すな?)
ルダ「(お前 何が起きるか全部 知っているな?)」
アキ「(知るわけないだろ 神様じゃあるまいし)」
アキは馬上より高々と剣をかかげ
言葉を発する!
アキ「聞け!サムス軍の すばらしき兵士たちよ!?
今から我に指揮権が移行した!」
サムス「なっ!」
レアット「なかなか ひでえことするなアキ・ルナフェクト?」
アキ「奇跡の英雄が指揮を執る!
お前たちに死ねる権利は無い!
生き残り伝えよう!各々の大事な人のために
己を知ってもらうために!死ぬのは その後にでもできる!」
グレンハム軍の士気を戦争前の演説で
天が割れんばかりに士気を上げたアキ
”アキ軍”は その言葉で士気が大きく上がり
声高々と声を上げた!!
その圧に押されるゲジジェとセネア
ゲジジェ「これが奇跡の英雄の力か
軍の性格を良い方向に変えやがった!」
セネア「・・・これが・・奇跡の英雄」
アキは空に掲げてた剣を
前に刺した!
アキ「セクトプリオンの軍をせんめつする!
突撃するぞ!我に続け!?」
オオオオオオオオオオオ!!
ゲジジェ「ここは退いた方が良くないか?
あんな士気の高い軍に
ぶつかりに行く方が愚将だぜ?」
セネア「愚将でもいい
奇跡の英雄の後方にクルーゼが居る」
ゲジジェ「本当に居るか疑わしいが?」
セネア「ずいぶん冷静ねゲジジェ?」
ゲジジェ「いつかクルーゼに采配でも勝とうと
鍛錬してたからな」
ゲジジェ「ゲジジェ軍!目の前に奇跡の英雄が居る!
討ち取った者には この戦争の
1万倍の褒賞を取らせる!?」
その言葉にゲジジェ軍の士気が上がる
セネア「金で士気を上げるか?」
ゲジジェ「奇跡で士気を上げるよりは現実的だろ?」
ゲジジェ「行くぞ!
ゲジジェ軍 5万の騎馬軍
アキ軍 5万の騎馬軍!
双方!ぶつかった!
アキ軍
ルダ「いいのか?この激突で何人か兵は死んだ
お前が殺したようなものだが?」
アキ「すべての兵が生きて帰れるとは思っていない」
アキ「これでも・・・
できるだけ同胞が死なないよう
・・・ふんばっているんだよ
東部
ミカ「あの・・・」
私の方にストーリーが移行するんじゃなかったの!?
(詳しくは前回の日誌を見てね)