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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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写真コンテスト

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レニィアーゼの冒険日誌

2021-06-29 02:52:37.0 2021-06-29 03:09:08.0テーマ:その他

憎しみが育てた想い



     ケイネ率いる1万の軍 セクトプリオン本拠地に帰還


ザファイドアーク南部

セクト「与えた軍は8万のはずなのに
    ずいぶんと兵が減ったな?」

ケイネ「・・・そ・・それは」

セクト「で?アキ・ルナフェクトは討てたのだろ?
    ゲジジェ軍がアキ軍の誘引に成功した
    お前はアキ軍の側面を突ける」

ケイネ「・・・」

セクト「戦果を聞こう?」

ケイネ「知っているんでしょ!
    余計な言い回ししないでハッキリ言えば!?」


       ケイネを殴ったセクト

ケイネ「・・・うぅ」

セクト「今 私は憎しみの感情だけで殴った
    お前の くだらないプライドのせいで
    ゲジジェ・ハルスタンは討たれた


      お前がゲジジェを殺した


ケイネ「・・・」

セクト「軍法会議にかけ お前を処罰する
    極刑も覚悟しておけ こいつを連れて行け!」


      ケイネは捕縛され連れていかれる


セクト「・・・」



軍 医療施設

セクト「もう体は大事ないか?」


       ベッドの上のセネア


セネア「・・・あぁ セクト様ですか?」

セネア「皆が おかしなこと言うんですよ
    ゲジジェが死んだって言うんです」

セクト「・・・」

セネア「私がウソだと何度 叫んでも
    みんなゲジジェが死んだって言うんです」

セネア「だから私も信じてみようと思ったんです


      ゲジジェが死んだって


セネア「大変 私 しなきゃいけないことを
    思い出しました
    きっとクルーゼはゲジジェが死んだこと
    知らないと思うんです」

セネア「伝えなきゃ ゲジジェが死んだことを」

セクト「クルーゼはグレンハム軍に居る」

セネア「ならグレンハム軍を せんめつして
    クルーゼを探さないと」

セネア「あぁ アキ軍の後方支援をしてると聞きました
    行かないと あ ついでにゲジジェに会えるかも


       死体になったゲジジェに


セネア「あはは 行かないと私」

セネア「!!!!!!!!!!」

セクト「・・・」

セネア「・・・頬が・・熱い セクト様


    ・・・私を・・殴ったのですか?


セクト「頼む・・正気になってくれ・・・」

セネア「なんでセクト様が


       泣いているんですか?

セクト「・・・」

セクト「私は総司令官 失格だな
    ゲジジェの死で心が乱れ悲しんでる」

セクト「だからシウスも私からセクトプリオンを
    取り上げたのだな 今ならわかる」

セネア「セクト様は優しいです
    部下が死んだだけなのに
    こんなにも泣いてくれるんだもん」

セネア「セクト様?私を強くしてくれませんか?」

セクト「お前は充分に強い
    それ以上 強くなって何をする?」

セネア「・・・アキ・ルナフェクトを



      ・・・殺すんです



セクト「・・・復讐か」

セネア「私から大切な人を奪った
    アキを殺さないと私の感情が抑えられません」

セクト「復讐の先には虚無しかないぞ?」

セネア「いいえ きっと


       ゲジジェも喜んでくれますわ


セクト「・・・わかった・・考えておこう」

セネア「・・・ありがとうございます


     フフフ・・殺してあげるアキ・ルナフェクト・・・

     ゲジジェ もう少しだからね・・・



ザファイドアーク 西部

クルーゼ「劣勢だなベルバルド・グローリー?」


       西部のグレンハム軍は指揮系統が乱れていた


ベルバ「あいつだ あの黒ずくめの男が指揮を執ったら
    敵軍の性格が凶暴になった」

クルーゼ「・・・

 
      エイリム・クラシスだと・・・


    現れるエイリム


クルーゼ「おわったはずだ なぜ また泣いている?」

エイリム「・・・クルーゼ? 君には わからないよ
     いや 理解できるのか?


       ・・・僕の・・悲しみを


クルーゼ「その悲しみに決着をつけたはずだが?」

エイリム「おわらないさ!
     おわりにできるわけないだろ!?」

エイリム「君は言った


       誰かが悲しみを我慢すれば


       憎しみの連鎖は終わると



エイリム「だけどさ



      誰が恨みを悲しみを我慢できるんだい?



クルーゼ「・・・エイリム」

エイリム「・・・おわってないんだよ だからさ


       ・・・今度こそ おわらせるんだ

       我慢するのを やめてね
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