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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2022-02-08 02:18:19.0 2022-02-08 02:55:01.0テーマ:その他

失う恐怖



     死なせない 私の前で もう誰も


ザファイドアーク西部

シウス「”メアリーゾーン”か」

シウス「確かに この間合いなら
    僕が何かしかけても対応できるし
    魔法を主体に戦う君には有利な距離だ」

シウス「もう誰も死なせたくないね


        それは決意ではないね


メアリー「なぜ?」

シウス「君は あまりにも守れなかった
    失った悲しさを知っている
    死なせたくないのは


      また失って傷つくのが怖いからだ
     

メアリー「私の自己弁護とでも?」

シウス「捉え方は人それぞれだ」

シウス「メアリー?君は
    強くて たくましくて凛々しくて可憐」

シウス「非情になれた方が君は もっと強くなれる
    その優しさは


       「君は優しい者になるんだよ?」



シウス「(・・・ちがう)」

シウス「その優しさは弱点だ」

メアリー「そう感じたことはない」

シウス「なら 今 それを教えてやろう」


      作者!ペンで描いた斬撃が!


メアリー「音でわかるって言ってるでしょ?
     あなたの斬撃は かわすのは容易」


       その斬撃が作者の足元に居る

       サーシェに向けられた!


サーシェ「・・・え」

メアリー「サーシェ!」


       メアリー!自身のスピードを3倍にし

       サーシェを かばいに距離を詰める!


サーシェ「来るなメアリー!?



           罠だ!


メアリー「え!」


        サーシェに放つ斬撃が

        メアリーに向けられた!


メアリー「(しまった!)」

シウス「言っただろ?


         
        その優しさは弱点だと


       虚をつかれたメアリー!

       メアリーに放たれた斬撃!



クルーゼ「メアリー!?」

メアリー「(・・・」

メアリー「(・・かわせない)」

メアリー「(・・・私・・死ぬのかな
      誰も死なせないって言っておいて
      ・・・優しさは弱点かも)」


          ・・・アキ


メアリー「(・・・なんで貴方は優しい上に強いのよ?
      私も・・そう・・なりたかったな・・・)」



         斬撃が ぶつかった音が鳴る!



メアリー「(・・・え 生きてる?
      なんで こんなことに?)」


       誰が死んでも仕方ないと思ってた

       戦場とは そんな場所だし

       それが日常だと昔は思ってた


      でも そう思うのはやめたんだ

      お前と出会ってから


メアリー「・・・」


       メアリーに放たれた斬撃を防いだ者が居た!


メアリー「かっこよすぎるわよ あなた?」

「俺に惚れたか?」

メアリー「今のように何度も助けられたら
     そうなっちゃうかもね」

「だったら


       俺は何度でも君を助ける



シウス「良い役者だな


         アズベス・バードレ!?


クルーゼ「アズベスか!?」

アズベス「作者だろ こいつ?」

メアリー「わかるの?」

アズベス「わかってしまった なぜか知らんがな」

シウス「僕の邪魔をするか 貴様ごときが?
    バードレのバックアップが無ければ
    何もできない人間が?」

アズベス「そうだと思うか?
     なら 俺を倒してみろよ?」

クルーゼ「アズベス?バードレは!?」

アズベス「戦闘不能」

メアリー「バードレのバックアップ無しじゃ
     作者と戦うなんてムリよ!?」

アズベス「そうでもないさ
     バードレが うるさくしないせいか


      いま俺の頭の中は非常にクリアだ



シウス「バードレの居ない君は怖くない」


      シウスとの間合いを詰めたアズベス!


シウス「なに!」


       アズベス!大剣で斬り上げる!


シウス「速い!」



       作者!距離をとり かわすが!



シウス「もう間合いを詰めたか!」


        大剣で振り下ろす!


シウス「クルーゼとは種類の違う速さだ!」

アズベス「かわしたか」

シウス「この異質な速さは なんだ?」

アズベス「世界を創れる者なんだろ?
     教えてくれよ?


       俺は今 あり得ないほど絶好調だぜ?

       その理由は なんだ?



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