レニィアーゼの冒険日誌

　　　　　　遅いじゃないか？
　　　　　　奇跡の英雄　アキ・ルナフェクト


ザファイドアーク西部

シウス「・・・」

アキ「・・・



　　　　　　　たどり着いてやったぜ作者？


クルーゼ「俺の”わかってるな？”の意味
　　　　　アキが来るまでの時間稼ぎと作者の消耗」

クルーゼ「あり得ない力を持つ者には
　　　　　あり得ない力を持つ者を　ぶつけるしかない」

クルーゼ「世界を創れるあり得ない者には
　　　　　奇跡を起こすあり得ない物を　ぶつけるしかない」

シウス「アキ・ルナフェクト
　　　　人類の希望　人々を”アワテイル”へ導くウォーリア」

シウス「それとも今は
　　　　エンドワールドから世界を救った奇跡の英雄か？」


　　　　　　アキは右手を前に出し　そこから現れた
　　　　　　愛刀　”メヴェーシュ”を手に取る

アキ「俺は　ここに答えを求めに来た



　　　　　　　始まるのか終わるのか


　　　　アキの周囲から幻想的な月色の輝きが広がる


シウス「これは」



　　　　　その月色の輝きから
　　　　　シウスがクルーゼとメアリーとアズベスとの
　　　　　戦闘の映像が現れ　それを即時に見終えた


アキ「理解した
　　　作者は　こんな戦い方をするのか」

シウス「きさま」

ヴェルア「援護しますよ作者？」

ペンデ「相手が奇跡の英雄なら私も！」

シウス「来るな？僕のプライドを壊したいのか？」

ペンデ「・・・作者」



　　　　　　　シウス・ノト・ビリオンこと作者が
　　　　　　　アキに向いペン（武器）を構える


アキ「・・・


　　　　　　　アキ・ルナフェクトが作者に向い
　　　　　　　メヴェーシュを構える


メアリー「・・・長かった
　　　　　・・・やっと　たどりついたんだ

メアリー「・・・お願いアキ



　　　　　　　・・・始まりを・・見せて


　　　　　　双方　突進　中央で　ぶつかった！

　　　　　　　　つばぜりあいになる！



シウス「始まりにはさせない！これで終わりにしてやる！
」
アキ「それを決める権利は　お前だけではない！」



　　　　　　遠くから二人の戦闘を見てる者


ディア「ようやく”始まる”のか？
　　　　それとも　ここで終わってしまうのか」

ディア「私の願いも叶うのか
　　　　だが　ここで負けるようでは
　　　　人は　いつまでも始まりに　たどりつけない」


　　　　　　　加勢しないのですか？


ディア「ルダ・パラスか？
　　　　君こそ　なぜアキと共に戦わない？」

ルダ「私の入り込む余地など無い
　　　あの二人は
　　　人としてあまりにも人を超えている」

ルダ「教えてほしいんだけど？


　　　　　　　　　始まりって何？


アキ「どうしても世界を思いのままにしたいか！？」

シウス「この世界は僕の物語だからだ！」

アキ「もう　お前だけの世界ではない！？」

シウス「巣立とうとしてるのか？
　　　　僕は　それを許さない！？」


　　　　　　　つばぜりあいを止め　どちらも間合いを取る


アキ「後方に飛びながら攻撃か！」


　　　　　　　作者の９発の魔力弾！


シウス「・・・」


　　　　　　　　アキの月色の光の膜が　それを防いだ！


シウス「・・・何者だ　お前？　僕は君を知らない」

アキ「俺だって好きで　この世界に来たわけではない
　　　でも　そこに生きる者たちに
　　　たくさんの温かさをもらった
　　　多くの人の熱を奪おうとするのなら
　　　俺は作者を倒す　そして


　　　　　人としての”本当の始まり”を手に入れる