これが私の最期の戦いです
ザファイドアーク西部
セクト「ヴェルア ペンデ!
シウスを連れて逃げなさい!」
ヴェルア「わかった」
ペンデ「死ぬことは許しませんよセクト!」
作者はヴェルアとペンデにかかえられ
戦場から離脱する
メアリー「チャンスよ!作者は精神のダメージが深くて
力の半分も出せないでいる
倒せるのは今しかない!」
アキ「だが
作者が逃げる時間稼ぎのため
立ち塞がるセクト
アキ「どいてくれないか?」
セクト「聞くと思ってるのですか?」
アキ「貴方を討ちたくない」
セクト「そんな あまい想いで
何を守れると言うの?」
アキは刀を持ちセクトに斬りかかりに!
やめろおおお!!
瞬時でアキの斬撃が止まった
セクトの前面に立ち手を左右に広げる
アキ「何をしている」
クルーゼ?
クルーゼ「セクト様は恩人なんだ!母と言ってもいい!
俺が俺で居られるのも
セクト様の おかげなんだ!」
クルーゼ「お願いだ!討たないでくれ!」
アキ「今しか作者を倒せない」
クルーゼ「わかっている!」
アキ「この呪われた世界を救うには
作者を討たなければならない」
クルーゼ「わかっている!」
アキ「いま作者を逃がしたら
作者はエンドワールドを起こすかもしれない」
クルーゼ「・・・」
アキ「そうなったら世界は滅びる」
クルーゼ「・・・」
クルーゼ「・・・それでも!
何かの力で後方に飛ばされたクルーゼ!
クルーゼ「なぜですかセクト様!?」
セクト「ありがとうクルーゼ」
セクト「心から人を愛しなさいクルーゼ?
そうすれば今の私の気持ちが理解できる」
アキ「愛しているのか
何度も世界を滅ぼしてきた人間を?」
セクト「言ったはずです
世界のすべてがシウスを否定しても
私はシウスを想い続けると」
アキ「セクト? 貴方は強い だが
ここに居るのはグレンハム軍の精鋭だ
それを相手に独りで戦うのか?」
セクト「これも言ったはず
これが私の最期の戦いだと」
アキ「作者はセクトを想ってないかもしれない」
セクト「それでもいい」
アキ「みんな!セクトは強いぞ!!
しかも俺達とでは想いが違う!
覚悟を決めないと討たれるのは俺達だぞ!」
覚悟を決めた仲間たち!
アキ「貴方を討ちたくなかった」
セクト「これが運命なんじゃない?」
セクトの周囲から水色のオーラがかもしだす!
セクト「私の愛する人を守るため
貴方たちに戦いを挑みます!」
アキは飛び跳ねセクトに刀を振り下ろす!
セクト「・・・」
作者たち
シウス「・・・」
シウス「・・・セクト」
回想
シウス「セクト?みんな僕の事を作者と呼称するのに
なぜ君はシウスと呼ぶんだ?」
セクト「シウスの名前だからです
私はシウスをシウスと呼びたい
その方がシウスを身近に感じられる
なぜか そう思うのです」
回想 終了
戦場 アキたち
もう時間は稼げました
アキ「防がないのか!」
アキの斬撃が迫ってるのに
微動にもしないセクト
セクト「アキ?
貴方は貴方の信じた道を行きなさい」
アキ「どうして貴方は・・クソ!止まれ!」
斬撃がセクトに!
セクト「・・・」
セクト「来るのを感じてました
でも なぜですか?」
シウス?
セクトの元に戻ってきて
アキの斬撃をペンで止めたシウス
シウス「セクト?お前が死んだら
誰が僕を想ってくれるんだ?
シウス「傷ついた僕を抱きしめて
ぬくもりをくれるのはセクトしかいない」
セクト「・・・シウス」
シウス「僕は想われてることに幸せを感じた
その想いをくれるセクトを僕は守る」
メアリー「・・・作者の精神が回復した」
アキ「「・・・まいったな
・・・誰が この二人を倒せるんだ?