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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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写真コンテスト

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レニィアーゼの冒険日誌

2022-06-28 01:52:37.0 2022-06-28 02:19:07.0テーマ:その他

出会い



      それしか方法がないか


ゼルファダイ村 酒場 大雨 夜

セクト「・・・」

セクト「来てくれたかクルーゼ?」

クルーゼ「あきれたものです
     来るか どうか わからない俺を
     待っていたんですか?
     あれから10日経ったんですよ?」

セクト「私も後悔していたよ」

クルーゼ「後悔?」

セクト「私と共に来てくれるなら来てくれと
    言ったが

      それは10日後か?一か月後か?
      半年後か?それとも永遠に来ないか??

クルーゼ「・・・」

セクト「早く来てくれて助かった」

クルーゼ「・・・自爆していたんですね」

セクト「ここに来てくれた
    それを答えと受け止めていいか?」

クルーゼ「・・・どうなんでしょうね」

セクト「暗い顔をしているな?」

クルーゼ「俺にはアキたちを裏切れません
     でもセクト様も裏切れない」

セクト「裏切れない2つが敵対した
    私は複雑にしてしまったな
    すまない」

セクト「少し昔話をするか」

クルーゼ「え?」

セクト「それで少しは
    その暗い顔が明るくなればいいのだがな」


約1000年前

       大雨が降っている
       山の中 ぽっかり穴が空いていて
       
       穴の上から土で埋められていく
       クルーゼ・・・

クルーゼ「死ぬのか・・俺は・・・
     フェルク騎士団の技術を盗むのに失敗して
     追っ手に今 消されようとしている」

        空を仰ぐクルーゼ

クルーゼ「悔いはない 300年も生きたんだ
     やりたかったことなんて見つからなかったし

       こんな世界・・生きるに値しない・・・

クルーゼ「え」


       一瞬 いや刹那だろうか
       クルーゼを埋めようとしていた
       フェルク騎士団3名が
       一刀のもとにミネ打ち 気絶した


クルーゼ「・・・」

セクt「生きてるか?」

クルーゼ「・・・どうして死なせてくれなかった?」

セクト「死にたかったのか?」

クルーゼ「・・・もう・・こんな

      悲しいと苦しいだけの世界に
      未練なんて無いんだよ

セクト「そんな悲しい事 言うな?」

クルーゼ「こんな世界・・生きるに値しない・・・」

セクト「私も そう感じたこともあった
    だが私は

      自分で死を選ぶ権利さえも奪われ
      殺されかけた

セクト「お前は生きようと思えば生きられただろ?」

      クルーゼを穴から出したセクト

クルーゼ「・・・よけいなことを」

セクト「悲しいと苦しいだけが世界か?」

クルーゼ「・・・ちがうのか?」

セクト「お前は知るべきだ

        楽しいと うれしいを

クルーゼ「・・・それを俺は知らない」

セクト「私が教えてやる
    私はセクト・リーア
    お前の名は?」

クルーゼ「・・・クルーゼ」


セクトの家

     風呂に入れられ汚れを落とす
     代えの服があるわけなく
     セクトの服を着せられている

クルーゼ「・・・そういう趣味があったのか?」

セクト「男物の服が無いんだ
    我慢してくれ」

クルーゼ「・・・だからって」

        玄関かチャイム音

セクト「来てくれたか 助かったぞ」

???「セクト様の代わりに買い物って
    何を買うんです?」

セクト「男物の服 何を買えばいいか わからん
    お前に頼みたいのだが」

???「・・・そういう趣味ありましたか」

???「あれ

       白を基調に ほのかに桃色の  
       ワンピース

       金髪で少し幼いながらも
       美形な顔立ち

???「・・・さらに そっちの趣味も
    ・・・この子に こんな かっこうさせて
    ・・・何をしようと?」

セクト「お前の想像と断じて違う!」

クルーゼ「誰だ お前は?」

???「俺からしてみても
    誰だ お前は?なんだけどな
    俺の名前は

      
        ゲジジェ・ハルスタンだ




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