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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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写真コンテスト

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レニィアーゼの冒険日誌

2022-07-26 02:26:40.0 2022-07-26 02:37:18.0テーマ:その他

初めての想い


        エンド・ワールドを起こす

町中

セクト「なぜ・・この言葉に絶望を感じる・・・」

セクト「1000年後の人たちは

       ・・・すべて消去されるのか

セクト「・・・シウスも

        ・・・全消去しようとしてる

セクト「前回のエンド・ワールドは3億年前

        思い出そうとするが

セクト「覚えられるわけがない

      人は忘れないと生きていけない
      生きるすべてを覚えられるほど
      人は強くない
 
      未来へ進むのは何かを忘れて覚えていく繰り返し
      未来は嫌でも記憶の種を植えてくる

        立ち上がり向けた視線に

セクト「クルーゼ?」

クルーゼ「顔色良くないよ?」

        今日は仕事を休みにしたほうが良いよ?

セクト「ゲジジェにセネアか」

セネア「急ぐことないでしょ
    いつか達成すればいいんだし」

セクト「その考え方はやめろ?
    エタシュの弱点だぞ?」

セネア「あ・・すみませんでした」

ゲジジェ「家に連れて行くから養生してろ?」

セクト「・・・そこまでは

         倒れるセクト

セクト宅

     ・・・気絶していたのか
     ゲジジェが家まで運んでくれたのか?

       左手に温かい物を感じる

セクト「え」

     クルーゼはセクトが無事である事を祈るように
     セクトの左手を両手で握っていた

セクト「クルーゼ?」

クルーゼ「・・・良かった・・目を覚まして」

セクト「心配し過ぎだ」

クルーゼ「・・・でも・・良かった」

          やっと起きたか

      ゲジジェとセネアが部屋に入って来る

セクト「お前らもクルーゼみたいに
    心配してくれてもいいんだぞ?」


ゲジジェ「・・・心配しましたよ」

ゲジジェ「あんたに死んでもらったら困る
     あんたが死んだら

       ・・・泣いてしまうだろ


ゲジジェ「俺もセネアも」

セネア「生きててください
    死なれたら悲しみます」

セクト「・・・そうだな」

         起き上がるセクト

クルーゼ「大丈夫なんですか?」

セクト「ウソみたいに身体が軽いんだ
    心配させて悪かった
    お詫びに夕飯 食べていけ」

セネア「わ~ぉ セクト様の料理ひさしぶり」


リビング

      肉じゃがにサラダ
      わかめとジャガイモの味噌汁

セクト「食材 買い出しに行けなかったから
    ありあわせの物しかないが」

ゲジジェ「セネアの料理に比べたら1と10・・イテテ!」

セネア「頬を つねられる以上の痛みを知りたい?」

セクト「やめておけセネア?」

クルーゼ「・・・」

セクト「どうしたクルーゼ?
    あまり好みの料理ではなかったか?」

クルーゼ「・・・こうやって誰かに
     ご飯 作ってもらえるの

       ・・・初めてかもしれません

クルーゼ「・・・誰かと皆で食べる ご飯も」

セクト「・・・クルーゼ」

セネア「え!泣いてるのクルーゼちゃん!?」

セクト「・・・そうか」

        クルーゼの頭をクシャっと つかむ

セクト「苦労したんだな」

セクト「クルーゼに頼みがある」

クルーゼ「俺にですか?」

セクト「私たちの

        身内になってくれないか?

クルーゼ「え」

ゲジジェ「俺ら3人 身内みたいなもんだ
     そして お前もな」

セネア「クルーゼちゃんにも そうなってほしいな
    私はクルーゼちゃん大好きだよ?」

セクト「お前にも居てほしい」

クルーゼ「・・・俺で・・いいんですか?」

セクト「”お前が良い”んだ」

クルーゼ「・・・」

         うつむいて涙が溢れるクルーゼ

クルーゼ「・・・ありがとう」

         と、小さな声で返した

セクト「今夜は みんな泊っていけ
    クルーゼ?

      また寝込みを襲うなよ?

クルーゼ「あ!あれは そういう意味では!?」

セネア「わ~ぉ クルーゼちゃん
    幼い顔立ちで肉食系だったのね?」

ゲジジェ「よく生きてたな?」

クルーゼ「・・・まさか貴方も?」

ゲジジェ「想像通りかもな」

         みんなで寝る

クルーゼ「・・・なんだろう この気持ち
     感じたことのない想いだ」

回想

セクト「私が教えてやる うれしいと楽しいを」

          回想 終了

クルーゼ「・・・

       いま感じてる想いが・・そうなのかもしれない・・・
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