みんなで仲良く遊びましょう♪
山の中
セクト「え・・・?」
リーザ「仕事の ついでに遊びに来たんだよ?
せっかくの夏だし みんなで楽しもう」
セクト「私たちは遊びに来たのでは・・ないんだが」
セネア「リーザに賛成 もう修行 つかれた!」
ゲジジェ「息抜きも必要かと」
セクト「・・・まだ修行 1日も経ってないが?」
鉄板で調理を始める
セクト「そこ!完璧にバカンスになってるな!?」
クルーゼ「お昼御飯ですよ?」
バルサ「お うまそうだな」
ゲジジェ「乗り気でないのはセクトだけです」
セクト「・・・仕方ないな 1日だけだぞ」
喜ぶセクト以外の者たち
おいしい料理を食べ 川遊びをし
陽だまりの中 寝そべって
みんなで楽しい時を過ごす
夜
キャンプファイヤー
バルサがバイオリンを奏でる
とても甘いバラードな旋律
そのメロディーに乗って歌い出すリーザ
リーザ「・・・
身近過ぎて居てくれることが当たり前になってた
君を想う事 視線は君に奪われていた
僕が泣いたら いつも慰めてくれた
「大丈夫だよ」と抱きしめてくれた
僕は君に何かできただろうか
君がくれた想いに想いを返せていただろうか?
いつから僕は君に魅かれていた?
ぜんぶ全部 愛しくて・・・
君と居たいよ きっと愛しいだけの想いではない
君がくれた想いが生きる理由になっていた
君と居たいよ きっと悲しいだけの想いではない
君がくれた優しさに涙が溢れました
君が泣いた時は涙を受け止められるように
僕の涙は いつも君が受け止めてくれたから
変わらない この世界が愛しい ずっと このままで
セクト「良い歌と旋律だな
どちらも見事に溶け合ってる」
ゲジジェ「強くてバイオリンも弾けるって
ずるくないか バルサ?」
クルーゼ「リーザ?
女の子なのに男の子の想いを歌っているの?」
リーザ「こう想ってくれたら幸せだなって」
セクト「・・・ほう
・・・誰に・・そう想われたいのかな?
リーザ「ひゃう!」
セネア「変な声でたよリーザ?」
バルサ「へえ そうだったのかリーザ?」
リーザ「・・・」
バルサ「誰に思われたいんだ?村の誰かか??」
リーザ「もう知らない!」
バルサ「・・・なんで怒ってるん?」
リーザ「怒ってなんかないもん!
クルーゼ?一緒に踊りましょう」
クルーゼ「俺でいいんですか?」
リーザ「どうせバルは
恥ずかしがって踊ってくれないし」
バルサ「・・・踊りだけはダメなんだよ」
セネア「踊りもバイオリンも似たような物でしょ?
あんなに皆の前で甘いバラードを奏でてた男が?」
バルサ「・・・そうでもないんだよ」
みんなで踊るぞ!
バルサ「えええ」
セネア「セクト けっこう乗り気になってる」
ゲジジェ「修行 修行って うるさかったのにな」
セネア「エスコートしてくれますかゲジジェ?}
ゲジジェ「よろこんで セネア」
セクト「バルサも恥ずかしがることないだろ?
あんなに皆の前で甘いバラードを奏でてた男が?」
バルサ「それ言われるの二度目だが!?」
みんなで踊り出す
リーザ「・・・
星の夜 みんなで一緒に踊りましょう
今しかない この時を
今だけは ずっと このままで