聞きたいことがある
夜
ガーデルの町へ向かうゲジジェ隊
クルーゼ「作者がエンド・ワールドを
起こしてないような発言してたけど
本当は どっちなんだ?」
ゲジジェ「さあ? どっちだろうな??
ちなみに”起こしてない”とは
言ってないけどな作者は」
ゲジジェ「”どうして そう思った?”と
聞き返して言葉を並べ
事実関係を うやむやにしただけだ」
クルーゼ「え」
ゲジジェ「だから”起こしたと肯定してない”し
”起こしてないと否定してもいない”」
クルーゼ「・・・え」
セネア「フフ♪ 言葉に惑わされてる」
クルーゼ「でも!ゲジジェは
”世界は作者のオモチャ”だって言った!」
ゲジジェ「つまり俺は
”作者がエンド・ワールドを起こしたとは
言ってない”ってことでいいか?」
クルーゼ「それは おかしい!
作者が起こしたって解説したじゃん!?」
ゲジジェ「エンド・ワールドを起こしたの
絶望した作者だと
”ラクシュマリ・レムナントの
残した資料に書いてあったとは言った”
”俺が作者がエンド・ワールドを
起こしたとは言ってない”
クルーゼ「・・・」
ゲジジェ「言葉って難しいよな
だから やり方次第で
どうとでも表現できる」
クルーゼ「・・・ごめんなさいマジでわからない
教えてください」
ゲジジェ「”世界は作者のオモチャ”は
俺なりの見解だ
クルーゼ「・・・」
ゲジジェ「作者は
”やろうとすれば それができる”だろ?」
ゲジジェ「ああ それも聞いて
作者がエンド・ワールドを起こしたと
勘違いしたか?」
クルーゼ「・・・だましたな」
ゲジジェ「言葉に振り回されてるようじゃ
お前が あまいんだよ
”ウソをつくやつも居る”んだから
知ると言う事は何か
何を本当に信じられるか
ゲジジェ「作者は
それを教えたかったんじゃないか?」
クルーゼ「・・・これって俺
作者に謝らないといけないやつじゃん」
ゲジジェ「俺の見解を聞いて
”世界をオモチャにして楽しいですか?”
って ケンカ売るとは欠片も思わなかったわ」
クルーゼ「・・・すっごく負けた気分」
ゲジジェ「作者に謝罪するんだったら
同席してやろうか?」
クルーゼ「・・・いや
これは俺のケジメだから」
ゲジジェ「律儀だねぇ~」
ゲジジェ「・・・」
回想
クルーゼ君を見極めたい
協力してくれるかゲジジェ?」
回想 終了
ゲジジェ「(・・・ほんとうさ
・・・ウソつくやつは
・・・居るんだよな
ヴェイア城
聞きたいことがある
シウス(作者)「なんだ?」
セクト「・・・
エンド・ワールドを起こしたのは
シウスでしょうか?
シウス「・・・」
シウス「セクト・リーア?
僕以外の誰が
エンド・ワールドを起こせるんだい?
セクト「なるほど
肯定しないんですね
シウス「なに?」
セクト「私は信じます
シウスがエンド・ワールドを起こしてないと」
シウス「勝手にしてくれ」
セクト「(証拠としては不十分だが確信した
シウスはエンド・ワールドを起こしていない)」
ガーデルの町付近
セネア「町の入り口はフェルク騎士団に
固められてるね」
クルーゼ「どうするゲジジェ
・・・」
ゲジジェ「そのさ?
不信感を持って人を見る目
やめてくれないか?」
クルーゼ「・・・だまされましたから」
ゲジジェ「厳密に言えば
だましてないんだけどな」
セネア「そんなこといいから どうするの?」
クルーゼ「(そんなこと!?)」
ゲジジェ「・・・
精鋭扱いさせてもらうぞクルーゼ?
クルーゼ「え」
ゲジジェ「ひと ひとりが
町に入る分なら嫌疑は少ないだろう」
ゲジジェ「バラバラになって町に入り
情報を集める
3時間後に この場所に合流
ただ 深入りはするな?」
クルーゼ「・・・いきなり!?」
セネア「フフ
では はじめましょうか