僕が君を守る
ずっと そうしてきたように
帰り道
ゲジジェ「フェルク騎士団はガーデルの町から撤退した
”まるで目的が達成したかのように”な」
クルーゼ「・・・
(俺は・・釣られてたんだ・・・)
回想
ダークスからの宿命 いや
記憶が鮮明に継がれていれば
俺達は もっと前からの
つきあいだったのか?
どう思う ラグガイア?
回想 終了
クルーゼ「(風と月は争い合う宿命)」
セネア「でも よく無事だったわね
崖から落ちたのに」
クルーゼ「アストが俺のウォーリアの力を
解放してくれて
崖下に衝突したダメージを
俺の治癒能力で相殺して助かった」
セネア「・・・めちゃくちゃな力だね」
ゲジジェ「アストは?
一緒に落ちたんだろ?」
クルーゼ「そんな俺をクッションにして
助かったって」
んなわけねえだろ?
ゲジジェ「治癒能力を解放したやつを
クッションにしたからって
そいつがノーダメージのわけねえだろ?」
クルーゼ「じゃあ アストって
どうやって助かった?」
ゲジジェ「・・・」
ゲジジェ「・・・ただ者ではなさそうだな」
???場所
「大きな力を手に入れた者の特徴
力に溺れるか 力に恐怖するか」
「でも もう1つある それわね」
間違えることもなく
正しく力を使える者
アストから広がる桜色の輝き
周囲に広がり光に満ち溢れる
アスト「・・・いや そんな存在はいない
・・・でも 君なら」
その力を おいそれと使うなと
デージュに言われただろ?
アスト「クロアか?
戻って来てたんだね ジェアも?」
ジェア「帰って来たぜアスト
ビダは まだデージュにつかまってる」
クロア「どうだった風の化身は?」
アスト「今回のラグガイアは良い人過ぎる
不安になるくらい でも悪くないかな」
クロア「俺達の予定に使えそうか?」
アスト「すぐ利用できそうとか
考えない方が良いよ?」
ジェア「そのために接触したんだろ?」
アスト「そのためだけど・・・
クルーゼを思い出す
アスト「・・・
そのためだけではなくてもいい
ジェア「心を奪われるのは やめてくれないか?」
アスト「仕方なくない?
僕はヴァルシなんだから」
クロア「都合が悪くなる場合もある
はじまるしな」
アスト「人間とエタシュのガチな戦争?」
クロア「星を入れ替えるほどの被害は
やめてほしいな
流星終焉じゃねえんだから」
アスト「1歩 間違えれば
魔女戦乱も そうなってたんでしょ?」
ジェア「ダークスが優しく見えてくる」
クロア「だが 種族と種族の全面戦争
ウォーリアとヴァーデの
全滅戦争みたいだな」
クロア「”それだけで済めばいいが”」
アスト「ムリだろうね
”作者を本気にさせるならば”ね」
アスト「クルーゼが僕たちに
協力してくれればいいのに」
クロア「風の化身にも背負わせるつもりか?
禁忌を扱う俺らの予定に」
アスト「・・・そうだね
まだ この世界が創まって
誰も使ったことのない力
アスト「作者も対も・・・」
重いのなら俺も背負ってやる
アスト「・・・」
アスト「・・・・・」
アスト「・・・・・・・本当に?」
僕は あまえんぼうなんだぞ?
アスト「僕たちのやろうとしてることを
すべて知って
それでも君は・・
・・・失望しないでね
創りの剣を使う
僕の事を・・・