レニィアーゼの冒険日誌

ヴィタ「何度でも見てしまう」

「今度は何を？」

　　　　　
　　　　　　君の〇〇〇〇〇たい


ヴィタ「アニメの方な」

「・・・伝える気ある？」

ヴィタ「そこは察してくれ」

「どんな作品なの？」

ヴィタ「ネタばれしないように言うと
　　　　雰囲気とか会話とか
　　　　そういうのが好きで」

ヴィタ「寝る前に流して
　　　　耳で聞いて楽しんでる」

「特殊な・・・」

ヴィタ「ちゃんと　
　　　　１回見てからやってるからな？」

ヴィタ「この　女の子が
　　　　とても尊敬できてさ」

ヴィタ「俺も　この　女の子のように」

「・・・お前の言う事わかるよ
　でも　それって


　　　かわいい女の子だから
　　　できることだろ？


　　　　　　　　　　　　　　男でも　それは
　　　　　　　　　　　　　　関係ないと思うんだが？


ヴィタ「この話の相手役がドストライクでさ」

「・・・お前　この子　高校」

ヴィタ「そういうのじゃなくて


　　　　　　　　君っ子が好きでね


「・・・」

「・・・君っ子？」

ヴィタ「お前これ
　　　　君っ子が好きな人間には
　　　　ドストライクだからな？」

「・・・


　　　　　・・・君っ子ってなんだよ？

　　　　　・・・はじめて聞いたぞ

　　　　　・・・そのジャンル


ヴィタ「君って呼ぶ　女の子が好きなの」

「ふつう名前で呼ばれたほうが」

ヴィタ「俺は　君の方がいいの」

「気づいたんだけど

　
　　　お前の最近の冒険日誌に
　　　君って呼ぶ女の子が居るのは
　　　お前の　そういう　せ・・・


　　　　　　　　　　　　　　頼むから　やめてくれ