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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 130

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レニィアーゼの冒険日誌

2023-07-18 07:31:41.0 2023-07-18 07:40:42.0テーマ:その他

リハビリ



      想いを受け入れるの?

      拒絶するの?


カフェ

「(想いを受け入れるか?
  拒絶するか?)」


      ダメだよ
      繋がって居る人間が自分勝手に生きちゃ

      自分勝手に生きていいのは
      誰とも繋がってない人間だけ

      でも貴方は私と繋がってしまった
      もう貴方は独りでは生きられない


「・・・」

「(独りではない・・・)」

 
      思い出す
      障害者として暮らし
      人と関われなかった
      孤独な日々を


「(これが・・人と繋がるってこと?
  独りではないって・・こと?)」

「(なんだ・・・)」


     ・・・こんなに
     ・・・うれしいことなんだ


    眼前に差し出されたケーキを
    口を開き食べた


「うん よくできました」

「・・・」

「どう?
 何十年振りのケーキの味は?」

「・・・クッソ甘い
 スイーツ好きなやつ味覚確かか?」

「わ~ぉ
 敵を増やしそうな発言」

「貴方ってさ

     それらしく言えば
     なんでも言う事
     聞いてくれそうだよね?

「・・・」

「大嫌いなケーキも食べてくれるし」

「どうしよう
 簡単にだまされてくれる
 からかいがいがある~
 次は何をしてもらおうかな~」

「だましたのか!?」

「さあ 次は
 どんな罠にハメられたい?」

「・・・」

「そんなムスっとした顔してないで
 遊びに行きましょう」

      ゲームセンターに行き
      雑貨屋を見て周り
      恋愛映画を見て楽しんだ

帰り道

「あ~ 楽しかった~」

「・・・」

「どうしたのかな?」

「・・・いや
 何十年ぶりだろうって思って
 こんな”人らしいこと”したのは」

「そっか
 障害者で家で寝てる生活が
 当たり前になってたもんね」

    もう二度とできると思っていなかった
    人みたいな生活を
    誰かと町で遊べると言う事も

「ねえ?聞いていい??」

「貴方
 義務教育も行けなかったんだよね
 障害者で身体が悪くて」

「社会生活もできないでいる」

「人と関わって生きられなかった」

「・・・そうだけど」

「だから気づけなかったのかな?


     ヴィダの前髪を上げ
     上目使いに顔を覗き込む


「な・・なに?」

「・・・貴方が


     あり得ないほど
     イケメンだってことに?

「・・・え?」

「貴方
 学校とかに行ってたら
 女の子が放っておかなかったでしょうね
 イケメン過ぎて」

「聞いていい?
 女の子と

   
   手をつないだことある?


            ・・・ないけど


   キスしたことある?


            ・・・ないけど


   じゃあさ
   したことある?


            何を聞いてるの!?


「だったらさ


      全部 奪わせてよ?



「何を仰ってるの!?」

「こんな
 からかいがいのある
 超優良物件
 放っておくわけないじゃない
 しかも超ウブつき
 食べさせてよ 全部ちょうだいよ~」

「セクハラで訴えますよ!?」

「訴えてもいいけど
 困るのは貴方じゃないかな~」

「・・・う」

     もうミレイさんの
     ヘルパーとしての介護なしじゃ
     生きていくのに困難な
     身体にされている・・・

「じゃあ まず

      手のひらを上にして
      そっと差し出した

「あの?」

「・・・


      手を繋ごう?
      星空のした歩こう?


「まずは
 貴方の
 女の子と手をつなぐ
 初めてをもらおうか?」

「・・・」


      手の平に手の平を重ねた


「うん よくできました


      手をつないで歩く


「ね~ 楽しかった?」

「え?」

「今日 街に出て楽しかったって
 聞いてるの」

「・・・楽しかったけど」

「じゃあ つぎ
 どこ行こっか?」

「え!?」

「ほら
 リハビリは続けないと
 意味ないし~」

「(・・・リハビリなのか これ?)」

「じゃあ 考えておくね
 つぎ あそ・・リハビリに行くとこ」

「(・・・いま 本音が)」


     家に着き解散した

     布団の中で目を閉じ
     今日 過ごしたことを思い出す

「・・・」

「・・・これって


     ・・・リハビリではないよな??


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