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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 130

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レニィアーゼの冒険日誌

2023-08-14 14:40:24.0 2023-08-14 14:41:42.0テーマ:その他

何もできないと無力さを呪っても お互い大切な物を渡し合って微笑んでいた


病院 朝

リリア「すごい事に気づいちゃったんですよ!」

     明らかに今までのリリアと違う
     人が変わったかのように
     丁寧な言葉使いで おしとやかな性格は
     どこに行っのか


リリア「私たち働けない障害者だから
    お酒やタバコできませんよね?」

シウス「買える お金がないからな」

リリア「それって
    すごく健康ではありませんか!?」

シウス「・・・

      ここは病院 俺達は障害者
      普通の人から見れば引くくらいの
      ありえない薬の量を飲んでるのに
      健康とは なんぞや?

リリア「それを言ったら
    ダメなやつじゃない?」

リリア「あ!ところで覚えてるよね?
    今週の木曜日の夜に病院を抜け出して」

シウス「言葉にしちゃダメなやつ!」


       抜け出すのですか?


リリア「・・・あ」

シウス「そんな事を堂々と言いますか?」

リリア「・・・


       ・・・言った人間


ソマ「そんなことやめてください
   私の今までの苦労も考えてください」


       そう言い立ち去るソマ


シウス「・・・警戒されたな」

リリア「じゃあ
    今週の金曜日の夜にする?」

シウス「それ あまり関係ないんじゃ?」

リリア「1日 ズラしたし」

     結局 金曜日の夜に
     二人は病院を抜け出して
     海の方に向かう


シウス「絶対 後で怒られるやつだ」

リリア「上等じゃない」

シウス「(・・・やっぱり
     雰囲気 変わってる)」

        海に到着する

リリア「きれい
    星空がサービスしてくれたのかな?
    いつも病院の天井くらいしか見てないから」

シウス「美しいよな」

リリア「花火があるんだけどしない?」

シウス「・・・よく
    花火が・・冬に売ってたな」

      二人で一緒に花火に火をつける

リリア「わああああ!
    ねえ!これ どうすればいの!?
    花火やったことないから!?」

シウス「よく
    それで花火しようと思ったな?」

リリア「じゃあ シウスは
    花火を けっこうしことあるの!?」

      そんなにやるような
      生き方をしていない

リリア「・・・私と一緒だね」


       花火を楽しむ二人


リリア「これが花火をするって言うんだね
    すっごい楽しかった」

リリア「花火を手に持って
    余裕の無いシウスを見るのもね」

シウス「俺だって ほぼ花火 
    初めてなんだから」

      花火の片づけをする二人

リリア「・・・本当わね
    シウスと二人で旅行したかったんだ
    でも

       ・・・やり方 わからないし


        言ってて悲しくなる


        遠くに行って旅行できる
        体力も私たちには無い


        近くの海に行って遊ぶ
        病院しか知らない私たちには
        もはや それだけで旅行と
        呼べるくらい”遠くに来た”


リリア「・・・こんなことくらいしか
    できなくて ごめんね」

シウス「リリア?」

リリア「な~に?」

シウス「・・・


       ・・・抱きしめていいか?


リリア「・・・」

リリア「・・・いいよ」


       リリアを抱きしめた


シウス「・・・」

リリア「・・・」

シウス「もう 俺達って


      何も無くないよな?


リリア「・・・」

シウス「いっぱい いっぱいもらった
    何もなかったのに
    もう 何も無いって言えないほど
    いっぱい いっぱいもらった
    リリアがくれた


       ・・・ありがとう


リリア「・・・」

リリア「私も いっぱいもらった
    もう 何も無かった頃に
    戻るのが怖くなるくらい
    シウスに
    いっぱい いっぱいもらった
    シウスがくれた


       シウスを抱きしめる


リリア「シウスがくれたんだよ・・・
    精神障害者の私が

    
      ・・・幸せになれるなんて
      思わなかった


シウス「・・・リリア」

リリア「・・・


       ・・・独りにしないでね?


シウス「・・・うん」

   
      二人は強く互いを抱きしめた
      そこに好きな人が居るんだよって
      確認するかのように・・・



 
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