レニィアーゼの冒険日誌

　　朝が来て陽が上り今日が始まる
　　さあ行こう　いま　この時から俺も始めるんだ

　　毎日　同じ朝が来て歩いていれば
　　この道で合ってるのか不安になる
　　君と出逢って手を繋いで歩いていれば
　　こっちの方が　しっくり来たんだ

　　見つめた物　全部　伝えたくて
　　感じた物　全部　届けたくて走り出して叫んだ

　　思い出　見つめ　想い感じ届けに行こう
　　君が居れば　どんな悲しみも絶望も怖くない
　　ウソをついた君のせいだ失う事　怖くなる
　　だから消えないで傍に居て今日を届けるから

　　必要な物しかないんだよ
　　君と居ればずっと永遠に今が　この瞬間が
　　ここにあるすべてが全部　愛しくて

　　君と居れば　それだけで満たされる
　　この時が　ずっと続けば良いのに　どうして
　　君は消えた　だから怖い失う事
　　だから　お願い　もう消えないで傍に居て
　　今度は俺が何度でも今日を届けるから

　　君が居なくなって初めて気づいた
　　孤独が　こんなにも悲しいなんて
　　いつもの朝　俺達のフロア　君はやってきて
　　ずっとだよ　今日を届けてくれた

　　何もできない俺達　時間だけはあって
　　いつも朝から夜まで遊んでいた
　　不思議だよね　よく飽きないね
　　長い時間　君と俺は一緒だった

　　上品で　おしとやかで
　　それはネコかぶってて
　　本当の君は純粋で子供っぽくて
　　そのギャップがおかしくて
　　つい　笑顔が零れてしまうんだよ
　　
　　本当の君を見せてくれたんだね
　　君が愛しく感じたよ

　　お互いに俺達には何も無くて
　　何も無いねって笑って居た
　　
　　気づいたら　いつの間にか
　　大切な物を渡し合ってたんだ

　　何もなくない
　　何かがある

　　君がくれた物が確かにある
　　俺があげた物が君にはある
　　お互いに　それを育てていったんだよ
　　きれいな花が咲いたんだよ

　　ありがとう俺に愛を教えてくれて
　　君の想いが心に溢れたよ

　　数え切れないほど君の名前を呼んだだろう
　　星の数ほど君を愛しく想っただろう

　　これからも　ずっと　そうしていくね
　　もう居なくても　ここに居るんだよ
　　そんな君も　ずっと愛している