レニィアーゼの冒険日誌

　　貴方と出逢った時　気づいた
　　きっと私と同じだって
　　貴方も何か欠けていて
　　私も何かが欠けていて

　　貴方と手を繋いで歩く帰り道
　　こんな日々が当たり前だった
　　どっちも何かが欠けている二人
　　それを埋め合うように抱きしめた

　　もう戻れないよ　独りの頃には
　　そんなの怖いよ　二人がいい
　　貴方と私で二人で見つけた想い
　　それが孤独な心を消してくれた

　　貴方と私しか　わからない秘密の言葉で
　　いつも伝え合ってたよね
　　私たちだけの世界

　　貴方を　からかうのは　なんでだろう
　　そうしたいから？
　　本当は気づいてた
　　好きだから　そうしてるって

　　愛を知らない私に愛をくれた貴方
　　だったら私が普通を教えてあげる
　　そうやって互いに足りないものを
　　埋め合えばいいんじゃない？
　　すっと　そうしていこうね

　　どうしてどうして　こんなに愛しくさせるの？
　　もう壊れそう　貴方を奪ってもいい？
　　独り占めしたいの　私だけの物にしたいの
　　なんなら全部ほしい
　　私を　どうして　そうさせるの？

　　ねえ　埋まった？
　　貴方の欠けてた物？
　　私は埋まったよ　貴方の愛で
　　私も普通をあげられたかな？
　　貴方の欠けてた物を
　　埋めてあげられた？

　　ずっと　埋め合っていこうね