レニィアーゼの冒険日誌

　　　　セーラー服姿の若い女の子が
　　　　ベッドで無防備に寝息を立てて居ます


自宅　深夜２時

どうすればいい？
なぜ　こうなった？
自宅には両親は居ない
僕と　この女の子　チェルだけだ


さて・・どうする・・・


チェルは　あまりにも美少女だ
容姿端麗　スタイルも良い
モデルさんかなと思うほどだ
線は細いのに出る所は出ている

思わず見惚れてしまうような
つい
振り返って魅入ってしまうような
そんな美少女が
無防備にベッドの上で寝息をたてています

「急用で少し出かけて来る」

メモには　そう書いてあった
本当ですか両親よ？
これは・・チャンスなのか・・・？

メモの裏に文字が書かれていたことに
気づいた

「家は空けておくから
　連れ込むなら好きにするがいい」

バカなの！父上！？
相手は子供の女の子って言ったよな！？

「・・・」

・・・神様　教えてください
１６歳の女の子を襲ったら犯罪ですか？
精神障害で義務教育にも
通えなかったから　わかりません

もう一度　状況を整理しよう
チェルは９９％の男が
こんな状況だったら襲っているであろう
美少女だ

「・・・」

この想い　どうすればいい？
もう　壊れそう
こんな切なくさせてズルいよ


この心に素直に！


そして自分を殴ったヴュア！


なぜ　思いつかなかった
このままチェルを
寝かせてあげようってことに！

いや　だって
こんな魅力的な女の子！

急いで台所に駆け込んだヴュア！

もういい！何も考えるな！！

睡眠薬を　いつもの２倍の量を取り出し
一気に水で飲みほした！
（ぜったい　やっちゃいけないこと書いてます
　決してマネしないでください）

これで・・余計なこと考えずに寝られる・・・


朝

・・・なんだ？・・重い
なぜ？
そうか　昨夜はチェルをそのまま
ベッドに寝かしつけて

「グッモーニング　ヴュアお兄様？」
「な！」

ベッドに寝ているヴュアは
チェルに馬乗りになられていた

「けっこう
　いくじがないんだね？
　こんなに魅力的な女の子が
　無防備に寝息をたてているのにさ？
「なに言ってるんだ！　お前！？」
「あ～あ
　ヴュアお兄様なら私の処〇を
　捧げても良かったのに～
　惜しい事したね？
　誘ってたのにな～」

どうしたんだチェルは！
それとも　これが本性なのか！

「・・・なぜ　僕の両手が
　縛られている？」
「何をしても逃げ出さないために♪」

・・・奪われる！

「それよりも　大きくなってるよ♪
　私で興奮しちゃったのかな～♪」
「これは　しかたないだろ！？」
「セーラー服って言うオプション付きなのに
　普通あそこで襲わないの？
　ラブコメの主人公スキル
　理性の化け物なの？」
「お前！それが本性か！？」
「いつものドラクエでの私じゃん？」
「・・・あ」

そうだった
いつものドラクエでのチェルは
イタズラっ子で明るくて
うるさくて　やかましくて

それにしても
これは度が過ぎている

「ヴュアお兄様も
　その気になってることだし～
　お昼だけどヤっちゃう～？♪」
「！！！！」


縛られていた両手の輪ゴムを引きちぎり
逆にチェルを押し倒して
ヴュアが上になった

「な！なにを！？」
「本当にシてもいいんだな！？」
「・・・え」
「本当にシてもいいんだな！？」
「・・・


　　　・・・す・・すればいいじゃん


視線を逸らし震えている


「そんな風に怯えている子供に
　できるわけねえだろ　バ～カ」
「な！？」
「僕にイタズラで勝てると思うなよ！？
　毎日ペットを　
　からかい尽くしてるんだからな！？」
「・・・なんの自慢？」
「さ～ってと」

台所に向かうヴュア

「・・・何してるの？」
「お腹　空いただろ？
　何が食べたい？」
「・・・


　　鶏むね肉とサラダ


　　　　　　　　　　　ジュースと菓子パンしか
　　　　　　　　　　　ないんだけど
　　　　　　　　　　　それでもいいか？


　　美容の大敵！
　　ぜったい却下！！