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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: スーパースター
レベル
: 133

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写真コンテスト

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レニィアーゼの冒険日誌

2024-12-31 22:44:40.0 2024-12-31 22:48:05.0テーマ:その他

純粋に生きられる人



   失望しました
   もう
   私と関わらないでください



・・・あの時
・・・そう言われた事を思い出す

「・・・」


      このままじゃ
      いけないよな


ヴィダの家 朝

「聞かせてもらおうか?」

明らかにミレイは怒っている


「なぜ最近
 私に余所余所しくしてるのかな?」

「・・・また繰り返してしまう」

「なにを?」

「オンラインゲームでなら
 少しだけ人と関わっていた」


相手も僕と同じ精神障害者で
僕に親身になってくれていた

仲は良かったと思う
同じチームに居て
よく遊んで居た

だけど
その相手がチームメンバーと
僕の悪口を言っているところを
インした瞬間に
聞こえてしまった

許せなかった

だから
その痛みと同じくらいの痛みを
その人に与えてしまった

後に過ちに気付いて
謝罪したけれど


「失望しました
 もう
 私と関わらないでください
 私は
 貴方と同じ精神障害者ですが
 貴方より性格は曲がってません」


「・・・僕は大切な人ほど
 ・・・人を傷つけるみたいだ」

「・・・」

「君を傷つけたくない」

「その相手



      本当に
      精神障害者だったのかな??



「・・・え?」

「精神障害者って みんな違うでしょ?
 悲しみも苦しみも痛みも重さも?
 ”精神障害者って括りがあるだけ”
 それを知っている人間が


     ”同じ精神障害者ですよ”


「って言うかな?」

「・・・まさか」

「だまされたんじゃない?」

「・・・」

「それに 
 悪口を言わなかったら
 貴方も仕返しをしなかったんでしょ?」

「それは そうだけど」

「だったら
 因果応報なんじゃない?」

「・・・そうなのか」

「人は純粋には生きられない
 自分を守るために汚れて
 疑うことで自分を守れる

 でも
 そうならないで
 自分を守れる方法がある



    純粋な人と共に生きる事



「純粋な人と共に生きられれば
 汚れて身を護る必要もなく
 純粋なままで居られる
 
 純粋なままで生きたい?
 だったら


 
      私と共に生きてみる?



「・・・え?」

「友達としてね」

「・・・あ」

「どういう事だと思ったの?」

「・・・なんか


悩んでいたのが
バカらしくなってきた


「納得したのなら
 せっかく作った朝ご飯
 食べてもらおうかな?」

「うん
 いただきます」

「まあ でも



とっくに
冷めちゃったけどね



         ・・・ごめんなさい



手話サークル

知り合いのガシェに伝えた
ヘルパーから介護を
受けている事を

その相手がミレイだと
言う事は伏せたが

それを聞いたガシェは
首を傾げる

「ヘルパーって
 そこまで面倒を見てくれないぞ?
 毎日 朝から晩まで
 世話するなんてあり得ない
 本当に それは
 ヘルパーなのか?」

「・・・え?」


      その相手は
   
      疑ってかかった方が良い


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