・・・死んでいく
何の理由もなく殺される
同級生
・・・死んでいく
何も悪くないのに殺される
親戚
・・・死んでいく
「ジア!
逃げてええ!?」
ッダン!!
ジア「・・・」
ジア「・・・母さん?」
何の意味もなく殺される
母親
ジア「・・・」
ジア「・・・
・・・なんで?
回想
ジア「”ニューワールド“?」
「そう
人と人とが分かり合えた世界」
「人が人の事を思いやって生きていける
優しさで溢れた世界」
ジア「・・・あるわけないよ」
「どうして?」
ジア「人は平気で人の事を否定する
自分の方が優れていると主張する
表面でしか人の事を見ないで
深く知ろうともしない」
ジア「そんな人の可能性で
”ニューワールド”なんて
バカげている」
「そう?
私はあると思うの」
「だって
そう考えられたら
ステキだと思わない?」
回想 終了
眼下に人がる
無残にも人が殺されていく
光景
ジア「・・・」
人と人とが
分かり合える世界
ジア「・・・そんなもの
あるわけねえだろ?」
戦争 首謀者 豪邸
「あ~
やっぱ戦争を起こして
正解だったわ
楽しい事しかねえわ」
そうだな
人を殺す事って
楽しいもんな
「誰だ!?」
ジア「俺も
お前みたいに
人を殺すのが好きなんだよ」
ジア「教えろ?
なぜ戦争を起こした?」
「あ?
楽しいからに決まってるだろ?」
ジア「・・・」
「欲しい物も全部
手に入るしよ!」
ジア「・・・」
「やらない理由が
ねえだろ?」
短剣を取り出した
ジア
「・・・どれだけの兵が
居るとでも?」
ジア「全員 殺した」
「なに!?」
ジア「楽しいんだろ?
人を殺すのが?」
「ひい!」
ジア「奇遇だな
俺もなんだよ?」
「や、やめてくれ!!」
ジア「・・・
・・・今さら?
その首謀者を仕留めた
ジア「・・・」
人と人とが
分かり合えた世界?
あるわけえだろ?
そんな物
「その考えに至りましたか?」
ジア「誰だ?」
「なぜ
分かり合えないと
思うのですか?」
ジア「この戦争を見れば
わかるだろ?」
「この首謀者の事を
理解しようと思いましたか?」
ジア「こんなクソを
どう理解しろと?」
「・・・」
ジア「・・・やはり
”ニューワールド”なんて」
「なら
見てみますか?
人と人とが
分かり合えた世界を?
ジア「何を言って?」
「その素質をある者だけを
集めました
私は その者達に
世界を与えます」
「疑似的に
人と人とが
分かり合えた世界を
創ります」
「貴方には
それを第三者の視点で
見て経験して知ってほしい」
ジア「・・・何を
世迷言を?」
「人に絶望し
世界を呪っている
人間の意見が欲しいのです」
ジア「悪趣味って
言っていいか?」
「私は
疑似的に
人と人とが
分かり合えた世界を創り
それを観察し
それが
どうなって行くのかを
観察して居たいだけ」
ジア「・・・本当に
悪趣味だな」
「人に絶望した
ジア君?
貴方の視点から
その世界が
どう見えたかを
教えてください」
ジア「・・・」
「・・・
行きませんか?
”ニューワールド”へ?