ずいぶんと
世話を焼いてくれたな
カナデ?
音楽室 放課後
「お前の知り合いか?」
ツナグ「僕に毎朝
即興で創った曲に
即興で歌詞を合わせろと
ムチャ振りする女の子だよ」
「(・・・だから
俺の曲にも合わせられたのか)」
「って
お前ら?」
毎朝
セッションしてる
仲なのか?
ツナグ「・・・あ」
カナデ「・・・そうよ
私は毎朝ツナグと
セッションしているの」
にこやかな微笑みで
狂気が入った表情で
聞いてきた者に
応えるカナデ
ツナグ「どうしたカナデ?」
カナデ「ツ~ナ~グ~?」
誰よ!この女!?
ツナグ「・・・え?
知らない人だけど?」
カナデ「ツナグは知らない人と
平気でセッションしちゃうんだ!
私と言う女の子が居ながら!?」
ツナグ「・・・いや
そいつ男だし」
「・・・嬢ちゃん?
浮気したわけじゃないんだから」
カナデ「・・・外野は黙ってて^^?」
「・・・はい」
カナデ「でも
悪くなかったわね
そのギターの音
貴方 名前は?」
ヴェル「ヴェル・ナラシ
その名の通り
鳴らす事しかできねえよ」
カナデ「良い音だったよ?
ツナグのヴォーカルも
ヴェルのギターも
めちゃくちゃだけど
私がツナゲば
良いアンサンブルになる」
カナデ「そ~こ~で~」
翌朝 神社
ネア「え?
君たち
路上ライヴするの?」
カナデ「そうなんですよ~
良いギターの子
見つけちゃいました」
ネア「っていうか
少年とカナデ
いつも
路上ライヴ
してるようなものじゃん
この神社で」
カナデ「今度は
ここでするんですよ~」
ネア「・・・え
(ここって)」
ネア「街のメインストリートの
ど真ん中じゃん」
カナデ「もう
今から楽しみで~」
ボクハ
キイテナイ
ボクハ
キイテナイ
ボクハ
キイテナイ
ネア「・・・少年は
ずっと
あんな感じだけど?」
カナデ「ツナグは
私の下僕だから
何も問題ありません~」
ツナグ「いつから
そうなったあ!?」
ネア「やっぱ
面白いわ君たち」
ネア「ところで
路上ライヴしたことあるの?」
カナデ「みんな
初めてなんですよ~」
ネア「(・・・肝が据わっているわね
カナデって)」
ツナグ「・・・どうしよう
・・・どうしよう
・・・どうしよう」
ネア「大丈夫よ 少年?
そのギターの子の音は
知らないけど
君達なら
きっとツナゲる」
ツナグ「・・・ネアさん?」
ネア「なに?」
・・・カナデの暴走を
止めてくれたりは?
面白そうだから
優しく見守るね♪
ツナグ「うあああああああ!
ああああああああ!!」
ネア「あ
ライヴ当日
見に行ってもいい?」
カナデ「ぜひ~」
ツナグ「ギャラリーが増えた!!」
ネア「もうさ
覚悟しなよ 少年♪