もう君は
ここに居ない
きれいに
サッパリと
君は消えた
手を伸ばしても
届かない
本当に君は
もう居ないんだ
どうして
こうなったの?
何が君を
そうさせたの?
そんなのは
わかってるよ
全部 僕が
そうさせたんだ
差し出してくれた
君の手を
僕が振り払ったんだ
「わかってるじゃない?」
懺悔して許されるのなら
泣き叫ぼう
そんなことしたって
何も戻らないのに
あぁ
許されるのなら
いくらだって
謝罪しよう
そんなこと君は
望んでないのかもなのに
もう居ない
届かない
わかっているのに
わかりたくない
どうしたって
何をしたって
もう ここには
君は居ない
残された可能性
そんな物を探したって
君を傷つけたことに
何も変わりはない
今さら
許されようなんて
都合が良すぎる
こんな人間を
誰が受け入れてくれる?
「私じゃダメ?」
あぁ 貴女は
いつも
僕の傍に居てくれた
貴女を見てない
僕を慕ってくれた
こんな僕の
どこが良いの?
ちがう
女を
見ていたんだよ?
「それでもいい」って
どうして言ってくれるの?
だから僕は
前を向けたのかな?
都合が良い?
それでもいい?
クルッテシマウヨ?
あぁ 僕が
どんなに狂って居ても
貴女が傍に居てくれる
都合が良くても
勝手でも
どうして?
・・・わからないよ
それでも
愛してくれるのは
なぜなの?
いま
ここには
貴女が居る
僕を
受け入れてくれる