・・・クルーゼ?
・・・どこにも
・・・行かないよね?
深夜 宿の庭
フェルク騎士団の機密を盗み出して
その追っ手に殺されそうになって
そこを救ってくれたのがセクトだ
セクトに救ってもらって
ゲジジェとセネアと出逢って
気づいた
私たちの
家族になってくれないか?
クルーゼ!
貴方が居なくなったら
私は
どうすればいいのよ!?
いいんだよ
俺たちと居る理由なんて
簡単でいいんだ
皆と家族になって気づいた
俺は溢れるほどの温かい物を
皆から与えられたんだって
俺は
作者を好きになれそうにない
世界をオモチャにして
遊んでるようにしか見えない
でも
皆と居られるのなら
作者側についてもいい
セネア「・・・クルーゼ」
だからセネア?
俺は
どこにも行かない
これからも
よろしくな
クルーゼに
抱き着くセネア
セネア「・・・ありがとう
・・・クルーゼ」
グレンハム王国
レイリア「クルーゼは
ラグガイアを
使いこなしてしまったか」
ヴァド「俺と戦う事で
目覚めさせてしまったようだ
カプスにいいようにやられた」
レイリア「まあいい
些細な事だ
これから始まる
”全滅戦争”以上の
戦いが始まろうとしている」
レイチェヴュアル
レイリア「・・・」
ヴァド「なぜ 黙って居た?」
俺を信用してないのか?」
レイリア「レイチェヴュアル
この言葉を
知れ渡らせたくない
”カシェ”に
気づかれてしまう
ヴァド「カシェ?」
レイリア「その存在こそが
作者がノートで
隠さないとならない
真の理由だ」
ヴェイア城 とある場所
シウス「・・・生きてたのか?
なぜ・・すぐに来てくれなかった?
俺は君を待っていたのにリリア」
セクト「いえ
私はリーアです」
シウス「・・・」
セクト「一人称が”俺”になってますね
本当に愛しいから
自分に戻れるのですか?」
シウス「・・・」
セクト「そんなに似ているのなら
私を
愛せばいいのに
衣服を脱ぎ
一糸まとわぬ姿になったセクト
シウス「・・・」
セクト「シウスの
自由にしてもいいのですよ?」
シウス「・・・ちがう」
セクト「そうですね リリアは
上品で おしとやかで
でも それは
ネコをかぶっていて
本当のリリアは
純粋で子供っぽくて
そのギャップがおかしくて
つい
シウスは笑顔が零れてしまう
シウスにとって
リリアは
そんな相手でしたね」
シウス「リリア!?」
セクト「私は
セクト・リーアですよ?」
シウス「・・・」
セクト「私も
純粋で子供っぽく
見せてあげましょうか?
そうすれば
少しはリリアに」
シウス「やめてくれ!」
セクト「そうですね
私は
純粋で子供っぽくできません
上品で おしとやかには
なれますが
シウスを笑わせる
ギャップもない」
衣服を
まとったセクト
セクト「・・・もう・・居ないのなら
・・・私を・・愛せばいいのに」
そう言って
シウスの前から立ち去った
セクトプリオンの隊員が
セクトに報告する
セクト「カプスたちが
帰って来た?
早いな」
ヴェイア城内 BAR
セクト「ずいぶんと早かったな?」
カプス「クルーゼは
ラグガイアを使いこなした
だが
厄介な物に憑りつかれた
なんとかする」
セクト「その後は
作者
シウスに仕えて
くれるのだな?」
カプス「俺は
存在していられる範疇だけ
生きて居る
作者に仕える事はない」
セクト「・・・どういうことだ?」
カプス「そろそろ
お暇さえてもらおう