フ~ン
ヴェルと
リエルさんに
そんな過去がね~
夜22時 自宅
お互いに
部屋の窓から
会話をする二人
もはや
これが
彼らの
寝る前の日課だ
「ヴェルって
お姫様に尽くす
ナイトみたいだね」
まあ
リエルさんの
あの美貌なら
お姫様を
越えてるか
「・・・フ~ン」
・・・あ
「・・・リエルさんの事
そんな目で見てたんだ」
産まれてからの
つきあいだ
もう
どう対応するべきか
わかっている
ツナグは
必死にカナデの
機嫌をとった
「・・・もぅ
それなら
しょうがないなぁ」
(・・・案外チョロイ)
「で
明日
ネアの紹介してくれる
ベースとドラムの人に
会うんだよね?」
リエルさんが
家を使っていいって
言うから
そこで
みんな初対面だね
「たのしみ~
もしかしたら
これで
”欠けている”の
バンドメンバー
そろうかも」
あのさ?
「な~に~?」
・・・会わなきゃダメ?
ド陰キャ
100%出してる~
あまり
人と接した事なくて
「じゃあ
なんでバンドしようと
したのかな~?」
・・・カナデに
強引に誘われたからです
「そうだった~」
「まあ
どんな相手か
わからないけど
会わなきゃ
始まらないって」
翌日 土曜日 13時 駅前
「一応
身体の事も考えて
ヴェルとリエルさんは
自宅で待機」
で
僕とカナデが
迎えに行くと
「どんな人だろうね~」
感じの良い人なら
いいんだけど
てめえか?
ネアの言ってた
バンドの
ヴォーカルか?
・・・え?
”応えろよ?”
(・・・めっちゃ
怖いんだけど)
”やめろって
バンドを組むかも
しれない相手に
いきなり
その態度は?”
・・・あの?
もう
来てたんだね~?
ネアさん?
ネア「シアン?
もっと
取り繕って
笑顔 笑顔?」
シアン「ネア?
こいつ
使えるんだろうな?」
”だから
やめろって
シアンが無礼を
お許しください
私は
ティア・クレイシス
初めまして
ネアが
私たちを
紹介してくれたようで”
(・・・ティアさんは
話がわかりそう)
「ごめんなさいね
ツナグって憶病で」
ティア「憶病なのですか?
ライヴハウス ワッカで
”1曲だけで
終わらねえよな!?”と
アンコールを
要求してきた客に」
回想
たりめーだろうがあ!!
もっと
魅せてやるからさ!
耳の穴
かっぽじって
よく
聴いていけよお!?
回想 終了
ティア「と
シャウトしていた
少年がですか?」
「黒歴史
エグってくる~♪」
・・・消えたい
ティア「・・・あ!
ごめんなさい!
そんなつもりでは!!」
(この二人が
ベースのシアンと
ドラムのティアか