おかしい
なんで
こうなった?
深夜2時
とにかく
知らない連中に
追われている
命を
狙われてるのでは?
そんなレベル
思い当たることが
何もない
なんでだ?
息が切れる
よく考えたら
記憶もない
僕は
何をして生きて?
どうして
こんな状態に?
記憶が無いから
考えたって
無意味なんだけど
”居たぞ!
絶対に逃がすな!?”
僕は
政府の
重要機密でも
盗んだのか?
それとも
明るみになれば
巨大組織が
転覆するような
秘密でも知ったのか?
なぜ
命を狙われてる?
やっと
追手から
逃げ切って
公園の茂みで
隠れながら
休んでいたところ
「来ると思った」
誰だ!?
「飛んだ お人好し
昔から変わらないね
引き継いだなら
宿命は永遠に
君に
つきまとう
私なら
やらないね
世界の命運を背負わされ
勝手に人類の希望にされ
己の失敗は
世界の滅亡を意味する
時代に選ばれた
悲しき運命の戦士
進んで
そんな存在に
なろうと言う
気持ちが
理解できないよ」
何を言って?
「まあ
共に背負ってくれる
対が居るだけマシか」
「真なる日と
たどりついた
あの日
人類は
未来に希望を見た
やっと
人は変われるのだと
だけど
それは幻想に
過ぎなかった
結局 人は
貶め
見下し
支配して
否定して
傷つける
どんなに
世界が変わっても
時代が変わっても
人は変わらない
夢は夢なんだ
人は人
何も変われない」
「変われると夢見て
真なる日へ
たどいりついても
未来も
変われず
同じ過ちを
人は繰り返す
だから
ルナフェクトは
最期に
希望を残した」
「いつか
それを受け継いで
人を
変えてくれる
存在に
受け継いでくれる事を
願って彼は死んだ」
・・・さっきから
・・・何を言って?
「わからないの?
それを
受け継いでしまったのが
君だって事だよ?
・・・えっと?
「・・・
逃げたい?
「追手からも
宿命からも
運命からも」
・・・
「まあ
選べる権利は
ないけど
このままだと
捕まって
確実に殺されるし」
・・・
「悪いようには
しないよ?
むしろ
君には
好都合かも
宿命を
知れるのだから
宿命?
「・・・
覚悟してね?
物語は
始まるのだから