この
一級品のエンタメに
君の名前を使っても
いいのかな?
社長室
ワスア「今や
トッププロバンドの
ヴォーカル
”レア・シーン”の
ネア・シーンスの名前を?
ネア「・・・」
ネア「”欠けている”には
この音楽業界を
共に盛り上げて欲しいので
ネア「私も
刺激が欲しいですし」
ワスア「なるほどね
いいだろう
可能な限りの力を
尽くさせてもらうよ」
ネア「ありがとうございます」
ワスア「それで
ワン リアル
アクションの話しは
どうするの?
ネア「・・・」
ワスア「もしかして
乗り気ではない?」
ネア「・・・」
ネア「・・・リーダーのね
その人の言う未来が
本当にあるのでしょうか?
ワスア「・・・」
ネア「・・・この国では
・・・ムリだと
・・・思います
翌日 放課後 帰り道
話がある
「え?」
喫茶店
コーヒーをすする
その相手
「あの?」
バラド「うちの
バンドに来て欲しい」
「レア・シーンにですか?
私は欠けているの
メンバーなのですが?」
バラド「そこを
抜けろとは言っていない
助っ人に来て欲しい
嬢ちゃんの
桁違いな調和力は
俺たちのバンドに必要だ」
「今さら
レア・シーンに
新メンバーですか?」
バラド「いや
ワン リアル
アクションにだ
「え?」
バラド「・・・
本物だけを集めた
本物の音を出せる
本物のバンドを創る
バラド「100年かかっても
見つからないと思ってたが
いや
見つかっても
本物の音を
アンサンブルできないと
思っていたが
本物の音を
アンサンブルさせられる
嬢ちゃんの調和力なら
嬢ちゃんが
最後のワンピースなんだ
「最後の?」
バラド「そして
君の
ワンピースが
奏でれば
すべての
音を繋げる
ワン オールになる
「・・・」
バラド「嬢ちゃん無くして
俺の夢は叶わない」
「その夢とは?」
バラド「・・・
この国の
人気主義を
ぶっ壊す
本当の音が評価されず
人気があれば
クソみたいな
音と歌でも売れる
この国の鎖を壊す
「・・・」
バラド「実力のある者が評価される
それが本来あるべき姿なのだ
そのための
アクションを起こす
「それが
ワン リアル アクションですか?」
バラド「・・・
嬢ちゃんの
調和力が
必要不可欠だ
来てくれるか?