勇者なんて
都合よく人類に
扱われるだけの
哀れな生き物だよ?
宇宙 ルイジェネウス宙域
アズべス「”創の剣 事件”で
そう感じなかったか?」
アスト「・・・そうだね
振るった剣で
世界が変わっても
人は変わらなかった
アスト「結局
人は変わらない
勝手でわがままで傲慢で
何を言っても
聞く耳を持たないのなら
生きろって言っても」
アズべス「だったら」
アスト「それでも
僕は
生きろと言いたい
アズべス「・・・」
アスト「まだ
希望があるのなら
あきらめちゃダメだ」
アズべス「何も
学ばなかったのか?
人類なんてクソだと?」
アスト「僕は
人類に絶望しちゃいない」
アズべス「なら
剣を抜いた
アスト「・・・デージュ
アズべス「”あれだけの想い”をして
お前と俺とでは悟った事が
ちがうのだな?
人は変わらない
わがままな人類なぞ
眠らせてしまえばいい」
アスト「僕は信じるよ
人の可能性を
だって勇者だもん
アスト「まだ
人類に絶望するのには
はやすぎる」
アズべス「”ヒト”に進化しても
まだ そう思えるか?」
アスト「ヒトだから
そう思えるんだよ?」
それが敵か
アスト?
アズべス「ルダ・パラスか?」
ルダ「お前とは
いくつもの時を
共に生きたな?
まさか お前が
デージュ・アダリグスとは
微塵も思わなかったが」
アズべス「役者になれるかい?」
ルダ「超一流のな」
ルダ「苦楽を共にし
いくつもの戦場を
共に駆けて
その相手に
刃を向けるのは
本意ではないが
クルーゼの
敵に回るのなら
容赦はしない」
アズべス「袂は分かれたな
だが
お前の相手は
俺ではない
ルダ「なに?
ようルダ?
元気だったか?
ルダ「・・・」
ルダ「・・・なぜ
・・・貴方が
・・・ガティレイア