レニィアーゼの冒険日誌

　　　　　　・・・お母さん

　　　　　　・・・本当にダメだね



自宅

私「・・・



いつもは
この時間は

散歩に
行くのだけど






　　　　　　本能が告げている

　　　　　　今夜は散歩に

　　　　　　行かない方が良いと





とりあえず

母上殿の
話を聞いた

もう
話したいだけ
話させた






　　　　　　弱音から始まり

　　　　　　悩みを吐き出して


　　　　　　だんだん

　　　　　　饒舌になり


　　　　　　笑顔になって

　　　　　　しゃべることが

　　　　　　止まらなくなって




私「・・・







　　　　　　お母さん

　　　　　　幸せだね！♪






母「じゃあ
　　もう遅いから
　　寝ようかぁ」





　　　　　　満足そうに

　　　　　　寝室に戻る母





私「・・・






　　　　　　・・・どこが

　　　　　　・・・落ち込んでるん？






私は最近

とあるところで

心理学の動画を

勉強


いや
勉強ではないな

面白いから
見てるだけなのだが



とりあえず

人は
話を聞いて欲しい
生き物らしい


その話を


ただ
聞いて

否定せず

共感して

寄り添って


そうすれば
相手は
うれしいらしい

特に
女の子は
それを特に
好むらしい


それを

母上殿が
落ち込んでたから

試して
みたのだが



私「・・・






　　　　　　　お母さん幸せだね！♪





私「・・・





　　　　　　　・・・おそろしいほど

　　　　　　　・・・効果あったな


　　　　　
　　　　　　　・・・なにあの動画？

　　　　　　　・・・神なの？？






とある
動画でも



「会話の話術？
　いらねーよ！

　ただ
　相手の話を
　聞いてれば

　喜ぶんだからさあ？」





私「・・・そうでも
　　・・・ねえよ？






　　　　　　　　喜ぶことって

　　　　　　　　ずっと

　　　　　　　　やっちゃうから



　　　　　　　　母上殿

　　　　　　　　２時間半も

　　　　　　　　喋り倒してきたぞ？







ドラクエⅩでも
二人ほど


話を聞いてたら
数時間も

ずっと
しゃべってる人
居たわぁ






　　　　　　話を聞いてくれるって

　　　　　　うれしいことなのか？





まあ

それで
うれしいのなら


時間が許すなら
するけど




私「・・・






　　　　　　　　・・・待てよ？






ツール

つよさ予報

防衛軍



私「・・・





　　　　　　　　話を聞いてなかったら

　　　　　　　　１時間

　　　　　　　　防衛軍できたじゃーん！！







私「・・・」




まあいいや

母上殿が
落ち込んでるの
わかってて

私だけ
遊んでるわけには
いかねーし





　　　　　　・・・日課の散歩も

　　　　　　・・・できなかったけど






まあ

落ち込んでる人が
居るのなら
仕方ない


また
明日すればいいし





そしてー





　


　　　　　　　メリークリスマス







いま
気づいたけど

１２月２４日



クリスマスイヴ





まあ

ケーキは食べないけど






　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　ステキな聖夜を