”なんだよ!
こいつらのサウンドわ!!”
”こんな音
聴いたことねえよ!!”
”無料で
聴けていいのか!?”
歓声が止まらない
バンド喫茶
「・・・」
「・・・すごい
これが
本物だけが
奏でられるサウンド
回想
モスア「君のヴァイオリンは
超一流のコンクールで
優勝できてもおかしくない」
回想 終了
「・・・これが
私の実力なんだ
みんなを見渡すと
放心と言うか
抜け殻みたいと言うか
あぁ そっか
みんな初めてなんだ
本物だけで
奏でる音楽が
「・・・
・・・こんな
・・・世界
・・・知らない
バラド「さて みんな?
もう1曲
・・・うん?」
バンド喫茶の
オーナーがステージに
声は
オーディエンスの
歓声で届かないので
バラドにメモを渡す
バラド「・・・
このままじゃ
営業できないので
今日は帰ってくれ?
バンド喫茶を出て
ネア「あ~ぁ
もう1曲
歌いたかったなぁ」
バラド「同じくだ」
ザファ「・・・まさか
僕のギターが
誰かと
アンサンブル
できるなんて」
シアン「やっぱ
お前の音も
クオリティが高すぎて
周りと合わなかったのか」
ザファ「君もなの?」
シアン「そうだよ?
俺たちは同類だな」
バラド「俺たちの音を
まとめてくれたのが
カナデの
ヴァイオリンの旋律だ
君が
居なかったら
俺の夢は
夢のままだったよ」
「バラドさん」
手を差し出し
握手を求める
「・・・」
バラド「カナデが
居なかったら
みんなが
迷子になってしまう
少しだけでいい
俺たちの夢に
つきあってくれないか?」
「・・・
はい