※相変わらずネタバレを含みます。そしてかなり妄想全開ですので、よほど暇な方のみお付き合いくださいw
さて。
今回の妖精図書館、クリア後の偽ジャイラ密林にある手記のおかげで、偽世界の創造主であるJPおじさん(マデっさん)の株が一部で上がっていたのが笑えたのですがw
マデっさんについては、以前から「実はこいつ悪い奴じゃないんじゃね?」的なネタが上がっています(あくまでネタですが)。
わざわざ英雄を具現化したり、死後なお「生き」続けられる子どもの世界を創ったり、使い潰された魔物たちが楽しめる世界を創ったり。
きわめつけが、悠久の回廊のJPおじさんですかねw
公式にも「世界の破壊や支配が目的ではない芸術家気質」と言われています。第一形態も普通にオッサンですし(腕が多いけど)。
ただ、芸術家だけに、ひどい皮肉屋なのではないかと、個人的には思っています。
偽の世界ですが、主人公が絡まなかった場合、
メルサンディは結局、英雄(希望)は魔女(絶望)に打ち砕かれ、祖先の行いも知らぬまま、村人は絶えていったでしょう。
セレドでは、子どもはやがて何かがおかしいことに気づいても、寂しさの中で何もできずに苦しんだでしょう。
アラハギーロでは、セラフィは追いやられ、ただ憎しみと狂気を繰り返すだけの(姿は人間でありながら)魔窟になり果てていたでしょう。
グランゼドーラでは、偽勇者の計画のままに、国民は人形化していたかもしれません。
また真の方でも、
メルサンディでは物語は完結せず、アイリは生きがいを見いだせないまま、
セレドではルコリアは心を閉じ、町は限界集落化し、
アラハギーロでは王不在、襲撃されればひとたまりもなく、
グランゼドーラは勇者も後継者もなく、やはり襲撃されれば落ちたでしょう。
偽世界は、一見良い世界のように見えて、結末は最悪。
真世界は、そのまま最悪。
やはり、魔王は魔王な気がします。
そう考えるとラウルの手記も、悲恋ではあるし、元々王でありながら旅先で果てるという複雑な苦さはあるにしても、本人が「それが幸せ」だったと綴っている以上、夢のようなハッピーエンドの偽世界の手記ははやり「偽」でしかない、ともいえます。
偽の世界で真の世界が上書きされれば、ラウルの「幸せ」も塗りつぶされるのですから。
などと、思ったことをつらつら。
蛇足ですが。
なんて書いてますが、ぬしは基本ハピエン厨です!w
だから続きくれよ!!!!(゜Д゜≡゜Д゜)