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ゴールド女神

ぎゃるげずき

[ぎゃるげずき]

キャラID
: IA198-249
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 魔法使い
レベル
: 108

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ぎゃるげずきの冒険日誌

2015-08-09 02:50:31.0 2015-11-04 02:21:34.0テーマ:レベル上げ

キャラ育成はRPGの醍醐味か?

今まで倒せなかった敵をキャラ育成で倒せることがRPGの楽しみだという人がいます。
本当にそうでしょうか?

1.キャラ育成はRPGの醍醐味か?

アクションRPGゲームなら、上手な人が適切に操作すれば、強い敵にも勝てます。
もちろん、LVが低いと戦闘は厳しくなりますが、それでもプレイヤーの腕が優れていれば、敵に勝つことは可能です。
しかし、RPGでは、ボスを倒せるLVに到達していないと、誰がどんなに上手に操作してもボスには勝てません。
運によって戦闘結果が左右される余地はあるものの、それはプレイヤーの腕でどうにかなるものではありません。

言い換えると、RPGでは、LVが低いうちは、何をどうやろうが絶対にボスを倒せない制限がかかっています。
そして、LVが上がるとその制限が解除されます。
制限がかかっている状態を基準に考えると、制限がなくなって得したように感じます。
それまで倒せなかった敵を倒せるようになるという利益を得たように感じるのです。

しかし、良く考えてください。
プレイヤーの腕がどんなに優れていても絶対にボスを倒せないという制限こそが理不尽です。
ゲームなのに、そんな理不尽な制限があっても良いのでしょうか。
本来ゲームとしてあるまじき理不尽な制限が解除された所で、プレイヤーは何も得していません。
人間の快楽中枢の構造として、理不尽さから開放されると、そのことに快楽を感じるようになっています。
その結果、本来あるべき姿に戻っただけに過ぎないことなのに、何かを得したように感じてしますのです。

これは、例えるなら、本来なら1ドルで売っている商品を100ドルで売ろうとして交渉の末に10ドルで販売すると、客の側が安いと思ってしまうのと同じでしょう。
先日見た、ボッタクリバーのニュース解説記事における記者の体験談がそれと似ています。
客引きから1人4千円ポッキリと言われたのに、1人36万円の請求を受けて、交渉の末1人1万円にまで値切って、その場では「安くしてもらった」と思ったそうです。
でも、良く考えたら、客引きも店の人もグルでボッタクリやってるのだから、全然、安くなってないじゃないかと。

以上のとおり、RPGにおけるキャラ育成は、楽しいことではなくて、楽しいと錯覚させられているだけではないでしょか?

2.本当に楽しいこととは

似て非なる経験ですが、少し前にスポーツカートで遊んできました。
夢中で走って、走るたびに速くなることを体感し、これは非常に面白いと感じました。
これは紛れもなく自分自身の育成ですが、RPGのキャラ育成と決定的に違うところがあります。

カートの場合は、前回の走りを振り返り、最初のコーナーの進入速度が速すぎたとか、逆にスピードを落としすぎたとか、ラインがINギリギリまで攻められなかったとか、OUTギリギリまで活用できなかった(つまりコーナー出口で所要の速度に達していない)とか、いろいろ考えて行動します。
そして、実際にやってみると、自分がイメージしたとおりに走れなかったり、自分のイメージそのものが間違っていることが分かったりと、そうしたことを何度も繰り返して、ようやく、どうすれば速く走れるのかのイメージが確立して、何度も練習の末に、そのイメージどおりに走れるようになります。
幾許かの試行錯誤に基づいて理に適った世界観(現実だから当たり前ですが)の類推を行い、求める結果を現実化するために行動を試行錯誤する、現実のカートにはそうした過程があるから非常に楽しいのです。
レースゲームにおいても、世界観に多少の違いはあれど、そうした過程はあります。

一方で、そうした要素は一般的なRPGのキャラ育成にはありません。
RPGでは、ただ漫然と敵を倒すと経験値という数値が得られ、それを繰り返せばLVが上がります。
単純に経験値を稼ぐだけではない複雑な育成方法を取っている場合であっても、世界観と完全に矛盾していたり、世界観そのものが道理から外れている場合が多く、カートの事例のような楽しめる要素にはなっていません。
一般的なRPGのキャラ育成は、プレイヤーに退屈な作業を課して苦行を強いているだけであり、その苦行からの開放感を楽しみと錯覚させているに過ぎません。

それは、歴代のドラクエシリーズもドラクエⅩも例外ではありません。
ただし、ドラクエシリーズの場合は、最初はうちは物珍しく感じるような工夫があります。
他の多くのRPGにはそうした工夫すらありません。
しかし、ドラクエにおける工夫は、逆に、世界観との矛盾や道理から外れた世界観へとつながっています。

楽しめる育成要素をRPGに設けることが原理的に不可能だとは思いません。
しかし、私は、それを実現したRPGを見たことがありません。
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