本来、「サポートセンター」の最初に目立つように書くべきことは↓だと思います。
・よくある問合せと回答は→○○○
・ゲームの不具合報告は→○○○
・ゲーム内におけるBOT、チート、外部ツール、RMTの通報は→○○○
・不正アクセス被害は→○○○
・質問は→○○○
・問合せ・通報先が不明な場合は→○○○
・「お問い合わせの前にFAQで同じ内容のことが回答済になっていないか確認してください」
しかし、実際は、FAQ(よくある問合せと回答)等の自己解決手段に大部分を消費しています。
複数あるリンクの一部が「お問い合わせ」と「不具合・違反者の報告」になっているだけで、それらのリンク先の説明もありません。
これではまるで「余計な手間掛けさせんなや」「まず自分で調べてこいや」と言っているようです。
いや、企業として余計な手間を減らそうとする趣旨は理解しますよ。
サポートのコストが増えれば、その分、客の負担も増えるのですから。
しかし、今の「サポートセンター」では客の側の視点が完全に欠けています。
客の立場で必要な情報を先に提示せず、企業として伝えたいことだけを目立つよう、かつ、真っ先に書くようではね。
誠実な企業なら全く逆のことをします。
まず、客が必要とする情報を真っ先に提示します。
客が必要とする場所に案内をしながら、並行して「問い合わせの前にFAQを事前に確認してください」というメッセージを見せます。
それでFAQを確認しない客は何をどうしてもFAQを確認しません。
FAQを見る人の多くは、そんなことしなくても、初めから自発的にFAQを探そうとします。
見る人に見せることが目的なら、探そうとすれば普通に見つかるようにFAQのリンクを用意しておけば良いだけです。
無理やりにでもFAQに誘導しようとしても、本当に深刻な問題に遭遇している客が巻き添えを食うだけです。
FAQに誘導する効果が全く無いばかりか、誘導する必要のない客に余計な手間を掛けさせるだけに終わります。
だから、メッセージを見せてもFAQを確認しない客に対しては、そのまま連絡を受け付けるしかありません。
今の「サポートセンター」を見れば「やりたくねーけど、しょーがねーからやってる」いう意図しか伝わってきません。
本心ではそう思っていても、それを客に見せないのが一流のサービスではないでしょうか。
さて、このサポセン攻略のシナリオは一体何時になったら終わるのでしょうね。