ぎゃるげずきの冒険日誌

私がこれら裏技を使わないのは、製作者がどう作ったかを確認する作業に過ぎず、その確認する内容が世界観を破壊しているという事実だからです。
プログラムは作られたとおりにしか動きません。
バグで製作者の意図しない動作をすることはありますが、それは製作者の意図しないように作られてしまっているだけです。
タゲ下がりだの壁更新だのの裏技が通用するのは、プログラムが世界観を無視した作りになっているからです。
そして、そうした裏技を使うことは、その確認をしているだけに過ぎません。
そんな何の面白みも無い作業はやりたくもないし、他人にやらせたくもありません。
月見イベント後半ではやらざるを得ませんでしたが、背に腹は変えられないからやっただけです。
他の人に対して、本筋の攻略法については口出ししましたが、この裏技をやれとは一切言いませんでした。
（この裏技をやるように言う人もいましたが、タゲられている私がその人を壁にしようとすると、その人は壁から外れるように動いていましたｗ）
こんな面白みも何もない作業は、やらずに済ませられるならそれに越したことはありません。

似て非なるものにドラクエ世界の風景があります。
例えば、カミハルムイの桜は綺麗ですよね。
確かに、それはそういう景色になるように作られたから存在するものです。
しかし、この景色を見ることはプログラムがどう作られたかを確認する作業ではありません。
美しい風景という作られた結果が素晴らしく、その美しい風景を楽しんでいるのです。
それに比べると、この裏技絡みのプログラムの作りがもたらす結果は世界観の致命的な破壊であり、そこに楽しめる要素は何もありません。

さて、この裏技について提案がありました。

http://hiroba.dqx.jp/sc/forum/prethread/331737/
>イベントシーンで賢そうで威厳がある雰囲気のボス敵でも
>いざ戦闘でこんな間抜けな行動をされたら興ざめです。

全くの同感です。

>特定の知能の低いモンスターのみまたは怒り状態の時だけにする等タゲ下がりの重要度を下げ

提案内容も理に適っています。ただ…

>ドラクエなら誰にでも直感的に分かりやすくする事はできないでしょうか。  

本件の問題は直感的な分かりやすさの問題ではないと言っておきます。
直感的に分かりやすければ世界観を破壊して良いことにはなりません。
また、理に適った世界観に沿っていれば直感的に分かりにくくても許容されるはずです。