旅芸人4人でボスを倒すため、データに基づいた計算で分析します。
旅芸人4人はなるべく避けたいですが、どうしても、その構成でボスに挑まなければならないこともあるでしょう。
そのような場合のボス戦の目安を書いておきます。
その前に双六の一般論も書いておきます。
・レベル不足よりもサイコロの数が少なくて詰むことが多い
・LV6辺りまではメタルスライム優先(中盤でLV低いと全滅しやすい、スタート地点に戻ると大幅ロス)
・全回復可能な職業は二人以上必要
・賢者1名いると勝率高い、2名いればまず負けない
・酒場は必ず寄る(シンガリに任せるのが吉)
・終盤パルプンテは危険(状況次第で故意にボミオスを狙うのも手)
・届かないように見えても奇跡はある(ピオリム、バシルーラ他)
・ボスはHP120以上削ってくることもある(LV低い時は常に満タンに回復する)
まず、計算上の前提事項は次のとおりとします。
・仲間の特技の発動時と非発動時の攻撃方法は4人とも同じ。
・ホイミは使わない
で、次のとおり定義します。
T:=仲間の特技の発動ターン間隔
U:=仲間の特技の非発動時の攻撃方法(0:通常攻撃/1:キラジャグ)
S:=仲間の特技の発動時の攻撃方法(0:通常攻撃/1:キラジャグ)
M:=仲間の特技の発動時の与ダメ倍率(対通常攻撃、アンルシアは1.5、ザンクローネは2)
N:=満タンに必要な平均ハッスル数(仲間の特技が発動する時を除く、経験的に約2〜3?)
x:=仲間の特技が発動する時のNの補正値(アンルシアとエステラはN、セラフィは1)
MP効率:=与ダメ倍率(対通常攻撃)÷消費MP
攻略サイトによると、キラジャクの与ダメが通常攻撃の1.8倍です。
ハッスルの消費MPが7、キラジャクの消費MPは4です。
以上を元に計算すると、以下の式になるはずです。
ターンT回当たりの消費MP=(T-1)*((4-N)*U*4+N*7)+(min(4,(4-N+x))*S*4+max(0,(N-x)))*7)
ターンT回当たりの与ダメ倍率=(T-1)*(4-N)*(U*0.8+1)+(min(4,(4-N+x))*(S*0.8+1)*M
多分あってると思うけど、間違ってたら教えてください。
最後に、次の計算をするとMP効率が求められます。
MP効率=ターンT回当たりの与ダメ倍率÷ターンT回当たりの消費MP
次の不等式が当てはまらないとボスを倒せません。
MP効率≧(ボスHP-最後のあがき与ダメ)÷(全員のMP合計×通常攻撃与ダメ)
ボス=ダークドレアムさんのHPは1600前後らしいです。
最後のあがき与ダメはMP枯渇後の通常攻撃を想定しています。
最初のひとりは確実に攻撃できますが、その後は不定です。
相当運が悪い場合を除いて、最初の一撃では3人以上は生き残れると想定します。
そうすると、その後の3人分の攻撃が可能になります。
しかし、次のターンでは生き残っても1人が限界でしょう。
ただし、アンルシアとエステラとセラフィの場合は、特技発動のタイミングにうまく合えば、もう少し生き残れる可能性があります。
その辺は各自で補正してもらうとして、ここでは5回攻撃できる前提で計算します。
最後のあがき与ダメ:=5×通常攻撃与ダメ
表計算ソフトでグラフ化すると非常に分かり易いと思います。
Nの値は実感として2.5以上かなと思いますが、正確には統計を取っていません。
旅芸人4人構成では、MP効率の良い順にザンクローネ、セラフィ、エステラ、アンルシア、ヒューザとなります。
ザンクローネとセラフィが別格で強く、他の3キャラはレベルによっては倒せないかもしれません。
ヒューザの順位の低さを意外に思われるかも知れませんが、これは旅芸人との相性の悪さによるものです。
LV13で何の強化アイテムも取ってないときの旅芸人のMは実績値で1.8でした。
もっと攻撃力のある職業だとMの値は大きくなると予想されます。
逆に、旅芸人でもっとレベルが低いとMの値は小さくなると予想されます。
ザンクローネは発動時のみキラジャグが1番MP効率が良いですが、多少非効率でも余裕で勝てるでしょう。
不測の死を防ぐことを考えると与ダメが一番大きい全キラジャグが最適戦術になるかと。
セラフィは全通常攻撃が1番MP効率が良いですが、全キラジャグとの差が小さく、やはり、不測の死を防ぐことを考えると全キラジャグが最適戦術になるかと。
エステラとアンルシアとヒューザは全キラジャグが1番MP効率が良いです。
やはり、旅芸人4人では、酒場仲間とLV次第では非常に厳しい闘いとなります。
具体的に計算すると、改めて、賢者などを最低1名、できれば2名加えたいと再確認できますね。