ぎゃるげずきの冒険日誌

すごろくにおける旅芸人の最も重要な役割は回復です。
しかし、夕べの日誌にも書いたとおり、回復を怠る人が多いです。

攻撃の要である賢者に回復させては非効率ですし、それにより敵を倒せなくなる危険性があります。
消去法として、旅芸人が回復役をしなければ、戦線維持がままなりません。
そして、旅芸人には蘇生できません。
序盤から与ダメージの少ない旅芸人×３ではほぼ絶望的です。

旅芸人が回復の役割を果たさない場合は、ＭＰが枯渇している状況でもなければ、賢者であっても回復した方が得策です。
最悪でも、賢者が死ぬことは避ける必要があります。
それ以外の職業なら、死んでから蘇生する手もありますが、ザオリクの消費ＭＰ１０を無駄にし、かつ、全滅のリスクを冒すことにくらべれば、まだ、回復を行なった方がマシです。

攻略サイトによると、ボスのランダム多段攻撃の被ダメは２０〜４０×６です。
この攻撃が１人に集中すると、１２０〜２４０のダメージを食らいます。
戦闘が長引くと、かなりの確率で１人１２０以上のダメージを受ける場合がでてきます。
経験的に、４人揃っている場合の安全水準は最低でもＨＰ１４０、できればそれ以上です。
何人か欠けている場合は、１人にダメージが集中しやすいので、安全水準はもっと上がります。

「無敵」中は回復しなくて良いと誤解している人は次を良く見てください。

(1)エステラの特技発動
(2)１人目の行動
(3)ボスの攻撃(ただし、無傷)
(4)２人目の行動
(5)３人目の行動
(6)４人目の行動
(7)エステラの特技の効果が切れる
(8)１人目の行動
(9)ボスの攻撃

表示上は(7)で無敵効果が切れたことになっていますが、(4)の次のボスの攻撃のダメージは普通に食らうので、実質的は(3)の直後に無敵効果が切れたも同然です。
(2)〜(8)の５回のうちのいずれかで安全水準までＨＰを回復しておかないと危険です。
そして、そのうちのどれで回復しても、回復と攻撃の回数は変わりません。
攻撃補正もないので攻撃回数が同じなら与ダメも同じです。

アンルシアの場合もついでに書いておきます。

(1)アンルシアの特技の発動予告
(2)１人目の行動
(3)ボスの攻撃
(4)２人目の行動
(5)３人目の行動
(6)４人目の行動
(7)アンルシアの特技の発動
(8)★１人目の行動
(9)ボスは行動不能
(10)★２人目の行動
(11)★３人目の行動
(12)★４人目の行動
(13)アンルシアの特技の効果が切れる
(14)１人目の行動
(15)ボスの攻撃

(4)〜(6)及び(14)で安全水準まで回復を行なうことが重要です。
そこで回復を怠り、(8)〜(12)で回復するはめになると、せっかくの攻撃補正(×1.5)が無駄になります。

ボスの色が変わると攻撃に転じる旅芸人も少なくないですが、倒せないことの方が多いです。
色が変わるギリギリの状態なら、ボスはそれなりのＨＰを残しています。
その場合、旅芸人が総掛かりで攻撃しても１ターンでは倒せません。
だから、その時点では、安全水準まで回復することが非常に重要です。
とくに、与ダメの大きい職業のＭＰが残っているなら、旅芸人は戦線維持に徹するのが最適戦術です。
残りＨＰを正確に計算していて、かつ、確実に倒せることが分かっているなら攻撃する選択もありでしょう。
しかし、そうでないなら、回復を怠ることは、無駄に危険な橋を渡る無謀行為にすぎません。
安全策を取れない場合は、無謀でも最後の可能性に掛けるしかありません。
しかし、安全策を取れば確実に勝てるのに、無謀行為に他人を巻き込むのは迷惑行為です。
旅芸人が攻撃して良いのは次の場合だけだと心得ましょう。

・次のボスの攻撃までに行動可能な他の旅芸人で安全水準まで回復できる
・旅芸人間の残りＭＰの差を解消するため、他の旅芸人に回復を任せた方が良い
　（誰かが行動不能になった場合、極端なＭＰの差で詰むことがある）
・全員で回復してもＨＰ８０以下にしかならず、危険性に大差がない
・全員のＭＰが枯渇していて戦線を維持する必要がない
・自分のＭＰが６以下

【日誌】旅芸人４人で「悪夢に囚われた街」を攻略するために
http://hiroba.dqx.jp/sc/diary/193798030194/view/4728953/