ぎゃるげずきの冒険日誌

装備価格について陰でおかしなことが書かれていた「おかしな提案等を取り上げるブログ」ですが、次のような提案の趣旨を歪曲した批判もあるようです。

>【引退詐欺】「オンラインゲームなのに他人がいるのはありえない！」【種族差別】
>
>ネットゲームの魅力の一つは、
>画面の向こうにいる誰かと同じ場所を共有することにある。
>
>勿論、ソロプレイも遊び方の一つとして尊重されるべきではあるが、
>行き過ぎた我儘は笑えない。
>
>＞新ストーリー、いつも楽しみにしています。 
>＞でも、わたしはいつも2～3ヶ月ほど遅らせてプレイしています。 
>＞なぜなら他のプレイヤーが見えてしまうから。 
>＞・初めての迷宮なのに誰かが並走してる 
>＞・クエのキーワードが白チャで飛び交っている 
>＞・ボスとの一騎打ちのはずなのに大勢が詰めかけている 
>＞・パズルの鍵の前にも大勢が詰めかけている 
>＞どれもこれも「あるある」ですが、 
>＞わたし的には「ないない」です。 
>＞絶対に嫌レベルの「ないわー」です。 
>＞よく、ボスやストーリーのネタバレ話を 白チャでやるのがマナー違反と言われますが 
>＞誰かいるのも同程度にネタバレですし そもそも世界観がぶち壊しです。 
>＞Wiiを断腸の思いで切り捨てて 不眠不休で磨き上げたグラフィックも
>＞ネタ仮装ドワ男が視界に入るだけでアウトなんです （ごめん ＞＜；） 
>＞ですから、他プレイヤーの非表示機能か 他プレイヤー非表示のサーバーが欲しいです
>
>バージョン4.1になってまで言う話か？とも思う。
>もはやネットゲームとしてのであるドラクエ10の否定に近いが、
>特定の種族を挙げ連ねているのも見過ごせない。

提案を見る限り、次のような世界観とゲーム上の表現の乖離を指摘されているにすぎません。

・「初めての(前人未到の意味と思われる)迷宮」という「世界観」なのに「誰かが並走してる」
・「ボスとの一騎打ち」という「世界観」なのに「大勢が詰めかけている」

何度読み返しても、他人がいてもおかしくない状況下で「他人がいる」ことは全く否定されていません。
「世界観」上で誰もいないことになっている状況下で「他人がいる」ことを否定されているだけであり、ドラクエ１０全般論として「他人がいる」ことを否定されているわけではありません。
よって、「オンラインゲームなのに他人がいるのはありえない！」はこの提案の趣旨を踏まえていない創作ですし、「ネットゲームとしてのであるドラクエ10の否定に近い」とも全く言えません。

オンラインゲームであることは世界観をないがしろにして良い理由になりません。
たとえば、全プレイヤー共通の映像を表示して各プレイヤーを同じ世界に共存させつつも、ＮＰＣの反応は各プレイヤー毎に用意してそれぞれのプレイヤーの主観的な世界を構築しています。
また、アンルシアを外に連れ歩いて行けない仕様について、運営はアンルシアがそこら中に居たら興ざめだからと説明しています。
それらの配慮により、どのプレイヤーから見ても、勇者の盟友は自分一人だけであり、他のプレイヤーはその他の冒険者となっています。
このように、オンラインゲームであることと世界観を両立する配慮は当然のように為されています。
だから、「世界観」上で誰もいないことになっているなら、その「世界観がぶち壊し」にならないよう配慮を求めることは何らおかしなことではありません。

妥当な意見であるなら、それは「バージョン4.1になって」いようがいまいが「言う話」でしょう。

尚、「ネタ仮装ドワ男」は「特定の種族を挙げ連ねている」種族的な差別とはとても読めません。
そうした趣旨の発言なら「ネタ仮装」という言葉は入れないでしょう。
この提案で言う「視界に入るだけでアウト」とは「ネタ仮装」であり、「ドワ男」はその典型的な一例として挙げたものと解釈できます。
そもそも、心の病気と思しきプレイヤーを頻繁に晒している当人には種別発言を批判する資格はないでしょう。