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ツインバード

[ツインバード]

キャラID
: AH847-919
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 僧侶
レベル
: 95

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ツインバードの冒険日誌

2015-07-28 20:33:23.0 テーマ:その他

【雑談】歳を取ると涙腺がゆるくなりまして

最近、「いい話」を読むのにハマっています。

ドラクエ10のいい話といえばオルフェア→メギストリスストーリー、
あとはカミハルムイストーリーも印象深いでしょうか。

オルフェアでマイナス方向に印象付けておきながらの
メギストリスストーリーでのどんでん返しに思わずうるっと来た人も多いはず。


で、ついこの間思わずモニタの前ですすり泣きしてしまったエピソードがこちら。
コピペでもなんでもなく、やたら文量のあるあらすじでご紹介。


書き込み主は女性(以下、「私」)、小学校高学年の時の話。
母親に不幸があり、ごく多忙な父親と二人暮らしになってしまう。
母親から家事を教わっていた「私」は家事を担当することに。

父親とはなかなか共通の時間を取れなかったもののとても優しく、
誕生日には大きなぬいぐるみと美味しいケーキを買ってきて祝ってくれた。
「私」は寂しいながらも、自分のために頑張ってくれる父親を慕っていた。

ところがある「私」の誕生日、父親は日付が変わっても帰ってこなかった。
待ちくたびれとうとう「私」は寝てしまい、翌朝リビングに置いてあった
大きなぬいぐるみと、冷蔵庫にあったケーキの箱、そしてもう仕事に出た父。
「私」は虚しくなってしまい、その夜父と大喧嘩をしてしまう。
いつも誕生日は一緒に祝ってくれたのに。仕事で忙しいのはわかっているけれど。
それから数日の間「私」は炊事以外の家事を放棄した。

そんな最中、「私」は参観日が近くあることを知る。
当日の授業の内容は「親への思い」を作文にし、数名の生徒に読んでもらというもの。
二人暮らしになってから、父はやはり多忙で、参観日にはこなかった。
今回も来られないだろうと、「私」は父に参観日のことを伝えなかった。
しかし、「私」は父のために一生懸命作文を書き上げた。
例え父親が来なくても。喧嘩中だからこそ。思いの丈を書き綴った。
そして参観日当日、先生に指名され、席を立ち作文を読み上げる。

母親が亡くなったこと。
父親は仕事で忙しく、なかなか帰ってこないこと。
一人で家事をしているのはとてもさみしいこと。
たまに休日に一緒に過ごしていても、父親は疲れているから、
遠出をすることもとても言い出せないこと。

それでも父親は「私」に愛情を注いでくれること。
母の代わりに褒めたり、叱ったりしてくれること。
誕生日には大きなぬいぐるみとケーキを買い、祝ってくれること。
そんな父親が大好きだということ…

読み終えるとクラス中から拍手が送られるが、「私」の気分は沈んでいた。
一番聞いてもらいたい父が居ないのだから。

授業が終わり、友人たちがそれぞれの親たちと一緒に帰る中、
「私」はひとり泣きそうな気分をこらえながら校門を過ぎると、
なんとそこに父が立っていた。

「お前にそんなさみしい思いをさせているとは思わなかった。ごめんな。」
「父さん、目いっぱい、大きな拍手をしたんだぞ。」

「私」はこらえきれなくなり、人目をはばからず父の胸にすがって泣きじゃくった。

手をつないで家まで歩いて帰り、その夜は数日前できなかった誕生会をした。
ケーキは無かったが、父の振るう手料理はとても美味しく、人生で最良の日となった。

ふと、「私」は父に疑問を抱いた。
「なぜ、参観日の事を知らせていないのに、日時がわかったのだろうか」
そのまま問うてみると、父は、
「お前が家事をしなかったとき、部屋の掃除をしていたら見つけたんだ」
「私」は偶然の出来事に、唖然・感心してしまう。

「お前の作文、父さんにくれないか」
「私」は、どうしても恥ずかしいから嫌だと言ったものの、
父はなかなか譲ってくれずとうとう渡すことに。


時は流れ、「私」は結婚を迎える。
結婚式、父がスピーチをすることになった。
そこで父が取り出したのは、あの時の作文。

十数年前に「私」が心を込めて書いた作文を、涙に声を詰まらせながら読む父。
「私」はその姿にただ顔を覆い涙を流すことしかできなかった。

父は、「私」が居なくなってようやくのんびりできると言う。
しかし「私」は父が強がりなのはもちろん知っている。
これからも元気でいてくださいね、お父さん。



……とまぁ、こんな内容です。
調べればいずれ原文が出てくるので、興味が湧いたらご覧になっていただければ。
書き込み主の文体がとても丁寧で、彼女の誠実さや父親への感謝が滲み出ていて、
エピソードそのものもそうですが読み物としても大変素晴らしいものですので、
そういったお話が好きな方にはゼヒ読んでいただきたいお話でした。
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