2013-09-24 09:39:42.0 2013-09-24 09:41:31.0テーマ:その他
うなのアストルティア日記141話(DQを語る⑤:青年編 石になった若者はメタルスライムの夢をみるか?~)
石になった若者はメタルスライムの夢をみるか?
これはとある本のタイトル、アンドロイドは電気ひつじの夢をみるか というものをDQ風にパロってみたものです。要は無機質になっているときの状態とはどんなふうになっているものなのかと考えてみました。
子供が無事生まれたのも束の間、嫁が魔物にさらわれてしまいます。向かった先はデモンズタワー、そこには父の仇であるジャミが居座っていました。
ジャミの結界になすすべがない状態の中、嫁が不思議な力で結界をかき消します。ここで嫁が天空人の血筋だと発覚、力尽きる前にジャミが呪いで二人を石に変えて青年編前編が終了します。
さて、石になっている間の主人公達は一体どのような状態になっているのでしょうか?
普通に考えると視覚は光を反射して物を見ているので石になってしまったら当然見えないはずです、聴覚も空気振動によって聞こえるものなので石になってしまったらそれもできません。触角や味覚や嗅覚も同様でしょう。
では思考はどうでしょうか?ボクはこれも停止状態と考えています。
人間の生きるための感覚をすべて奪われた状態で意思だけ機能しているとしたらこれだけつらいことはないでしょうね、普通だったら石から解放されたとたん発狂してもおかしくないです。
なので思考も機能していないと考えております、眠っているのではありません停止です、よって夢もみません。
石になった瞬間にすべてが停止、考えることも感じることも年をとることさえも。
なので主人公が次に思考が再開された時はいきなり目の前に老けたサンチョと小学生くらいの見覚えがあるようなないような子供達が視界に飛び込んでくる形になります。嫁と二人でいると思ったらいきなりこんな展開になって戸惑ったでしょうね。
そしてこの後嫁と再会するのがさらに2年後ということになります。その間に空白の8年間をサンチョとかに聞いてたんでしょうね。老けないけどなんとも不憫な話です。
(続く)