レイドック王にラーの鏡を持っていくと王に変化が、イケメン王が年配の貴婦人に変わってしまったではないですか。
このお方、現実世界ではレイドック王の王妃で現世では眠り続けていますが夢の世界ではなぜかレイドック王となっていました。現実世界で王妃が眠り夢を見続けているせいで夢の世界のレイドックは眠らぬ王として存在していたようです。夢がこれだけはっきりしているとどちらが現実でどちらが夢なのかわからなくなってしまいそうですね。
白昼夢に近い感じですかね。
ボクたちも多かれ少なかれ夢は見ますよね、夢を覚えているかどうかは個人差もありますが眠りが浅いほどよく見ると言われています。
昔、学校の授業中なんかで居眠りとかしてるときなんか結構夢を見たりしてるんじゃないかな?
ほら、たまに居眠りしてる奴が体ビクンッとなって起きる奴なんかいるじゃない。あれって実は夢の中で階段踏み外したりちょっと高いとこに落ちたりする夢なんて見てたりすると割と起こる現象みたいなんですよね。
ボクも眠りが浅いのか夢をばんばん見る方ですね、そして記憶もしてる方です。
毎回この夢はみたくないなぁという夢はあります、それは眠りから覚めようとする夢です。
夢の中でも眠っている夢ってなんだかなぁという気もしますがこれ目覚めるのにすごいパワー使うんですよね。
まず あ~ 朝だぁ~起きなきゃと思うんですけど体が鉛のようにひどく重くて起きられません。とりあえず目だけでも頑張って開けるんですが薬でも盛られたんじゃないかっていうくらいひどく瞼が重いのですよ。
そうしてやっとこさ手をついて起き上がるんですがすっごく体が重くてふらふらと倒れてしまいそうです。ふといつもの場所にお茶のペットボトルが置いてあるのでそれを口にします、どろっとゼリー状の甘みのある液体が口の中に広がります。お茶のはずなのにこんなものが出てくるなんてさすが夢、ここで これは夢だ と自覚した時点でまたベッドの上に引き戻されます。
そんなような感じのことを延々と繰り返すのです。夢なのにものすごく体は疲れて気力もだんだんなくなってきます、この状態に陥ると外からの接触がないと脱出することが難しくなってきます。(あとあきらめて寝るか、それができればほんとはいいんですけどねw)このあいだこれに陥ったとき外部からの接触をしてくれたのが飼い猫のうなでありました。
にゃ~ん
朝飯をくれと催促にきたうなが耳元で鳴いたり顔をなめたりして起こしにきたのです。これにより夢の中であがいていた眠りから覚める行為から一気に現実に引き戻されようやく目覚めることができました。
目覚めてみると肉体的疲労はないけど精神的に疲れています、まさにボクにとっては悪夢ですね。同じことを何回もやらされ続けるんだから。
夢の中で王としてあり続けた王妃、ラーの鏡によってこれは『夢』だと真実を告げられてようやく目覚めることが出来たのかもしれませんね。
(続く)