2000年、若者の町ではギャルが髪を白く脱色し全身を黒く焼き10cm以上あるような厚底のサンダルを履いて闊歩していたいわゆる『ヤマンバ』と呼ばれていた時代。その他にも2000年問題や就職氷河期到来、アイドルグループと言えば?みんな口をそろえてモー娘。と答えていたそんな時代。
ああ ついにこの時代、ボクも成人したのです。
DQを始めて十数年、復活の呪文もロクに書けなかった子供が社会的に大人になったのです。時代が忙しく流れていく中、20世紀最後のDQはそれでもボクと共にありました。
ボクよりもう少し上のDQ世代達はすでに社会に旅立ち、通勤電車でもみくちゃにされながら日々を送っているであろう人や結婚して子育てに追われるなど、リアルに忙しくなってこのあたりからDQをしばらく引退したなんて人もいるでしょう。なので結構DQⅦはやっていないという人もいます。
初のPSで登場したこのDQⅦ、この時ついにボクらはあの呪いのBGMから解放されました、これ以降、冒険の書が消えなくなったのです!
やったっ!ついにボクらはあのトラウマから解放されたんだぁ~~!!
あのいつセーブデータが消えるかわからない恐怖の日々からようやく解放されました。長かったですね・・・。
Ⅶはものすごい長い話だったなぁ~という記憶があります。とにかく物探しが多くて・・・。DSになってからも拍車がかかる感じ、個人的にサラッとしかやってないですが印象に残ったところを踏まえて語っていきたいと思います。
今回の主人公は漁師の息子です、ホントにただの漁師の息子です。
今までの主人公たちはやれ勇者だの王族だのと立派な肩書きを持っていましたがⅦで初めて庶民的な少年が登場しました。
でも主人公の幼馴染たちは王子様と網元の娘、金持ちです。この二人にずるずる引っ張られるかたちで世界に一つだけしかない島 フィッシュベル から物語は進行していくことになります。
(続く)