平和な漁村で漁師の父としっかり者の母との3人暮らし、将来は父親の後を継いで立派な漁師になることを夢見るなんの変哲もない主人公。しかし、親友のキーファは王子であるにも関わらずそんな平凡な日々に飽き飽きしていました。キーファは海の向こうには絶対に未知の大陸があると信じ、壊れた船を二人で直したり島のはずれにある遺跡を調べたりと色々模索します。そんなこそこそやっている二人を見て幼馴染のマリベルは自分をないがしろにしていると感じて面白くありません。いつの時代も男子は冒険と言うものが好きなのです。
Ⅶはなかなか個々のキャラが濃いイメージがあります。親友のキーファは好奇心旺盛、やりたいことありすぎて多少考えなしの行動も起こすけど基本良い奴だし妹思い(DQって妹はお兄ちゃん思いの良い子、弟は影がある・・・テリーとかククールとか)
幼馴染のマリベルは完全なツンデレです、主人公に投げかける言葉のまぁ高飛車なこと・・・。後のデボラやルナナ様はここからきているのかもしれません(デボラやルナナの方が大人な分、女王様気質が高いですが)
途中マリベルが首を突っ込んだ形で始まった島の謎解きですが、ついに三人は遺跡の謎を解くことができます。
遺跡の扉の奥には様々な台座があります、この場所、リメイク版では変な妖精がいます。PSバージョンよりちょっとマシになった所は取り忘れた石版を教えてくれる所。PS時代にはこんなやついなかったので途中で石版の取り忘れがあると、前の過去までさかのぼってレミラーマとかでしらみつぶしに探し回ったことを記憶しております・・・(これはツライ)
そんな物探しにシビアなシリーズでしたが、石版を組み立てて未知なる大陸に向かうのはなかなか冒険心をそそられました。
この先なにが待ち受けてるのか全然予想だにしない少年少女3人、このあとすぐマリベルが後悔を愚痴ることになるのは想像に難くありません。
(続く)