うなのアストルティア日記29話(第二回マラソン大会団体戦)
今度のマラソン大会は団体戦にしてみました。3~4人一組になってもらってPTを組んでもらいます。コースはオルフェアからチョッピ荒野:崩れゆく廃墟まで、当時はバザックスなんて流行ってなかったからいいコースでした
ルールはレベル制限なし、職業は魔法使い限定、アクセ・武器は不可、その他の装備はレベル1なら可としました。(一部裸ははずかしいという訴えがあったので規制緩和しましたw)レベルに差がでるといけないので高い人はできるだけ低い人と組んでもらうよう調整しました。
ゴール方法は前回の反省をふまえ、ゴール地点にいるボクに一番早く取引できた人のPTが優勝という簡単な方法をとりました。(これなら確実)
チームワークが要求されるこの競技、果たしてうまくいくか・・・。
オルフェアの入り口前にまたも異様な集団がスタート合図を待っている。
天候は雨、なんかマラソン大会するときは決まって雨のような気がする・・・。
「位置について、よーい・・・ドーン!」
皆一斉に走り出す、ボクはある程度みんなの走りを見届けたあとルーラ石でゴール地点へと先回りした。
脱落者が出はじめたのはメギストリス領を越えたあたりからだった。
最初に口火を切ったのはハットちゃん、
「先生!ゴウシ君がカミナリに打たれて死んでしまいました!!」
どうやらシルバーデビルのギガデインをモロにくらったらしい。
「ちーん」
いつのまにやらクリちゃんも屍と化してしまっている。最後までがんばっていたハットちゃんもチョッピで力尽きた。
「僕大金持ってるんで世界樹使っていいですかTT」
死ぬかもしれない競技なのに大金持ち歩いてちゃダメでしょ!
あまりにも切実だったので使用を許可しましたw
お気楽3人組はここで全滅したけど(ボクは彼等をそう呼んでるw)
他のPTは順調にゴールへと疾走していく、途中後ろから怪獣の追いかけてくる気配を感じつつもみな死にもの狂いでゴールを目指していった。
案の定、だんごになってみんなゴールに突っ込んできたので、判定は取引履歴へ、優勝はドロシ~PT!
皆すみやかにスライム番地(チームで買い上げた雲上の別称w)へ移動し表彰式を行いました。ちゃっかりドロシ~PTに入っていた団長も賞金ゲットw隠れた運を持ってるんだね。(´∀`) (続く)