うなの冒険日誌

うなのアストルティア日記３６話（肝試し大会）
肝試し大会、ホントにお化けにおどかされるというものではなく、スライム番地７件のお宅のうち団長が入っていたお宅はハズレ、そのあと団長が次々とお宅を廻っていき、最後の一軒だけ廻らない所を選んだ人だけが賞金獲得と言うゲームです。（別の意味で肝がヒヤっとしますねｗ）団長がスタンバイできたので「ボクいっちば～ん！」とまずはボクから、テキトーな家のドアを勢いよく開け放つとそこには、
「グフフフフ・・・」パンプキンヘッドをかぶって斧を背負った団長が立っていた・・・。
「ぎゃーーーー！」
うは！いきなりかｗチムメンからそんな言葉を投げかけられたが次々と同じ部屋に入ってくるチムメン達・・・。
「ぎゃあぁあぁぁ～」
「団長がいるうぅ～！」
とりあえずいきなりドボンしたボクらは腹いせに団長んちのスライムチャイムに変なメッセージをいっぱい入れておいた・・・。
今度は団長が一軒一軒まわって家を選別していく番、みんなドキドキしながら団長くるな！と願う。しかし、別の意味で緊張感が漂ってる家が一軒あった。
「ベッドさんと二人きりなんだが・・・」そうつぶやくクリちゃんの横で青ざめるエルフ女子ベッドさんがいた。なんと不運にもクリちゃんと二人きりになってしまったらしい。
クリちゃんはおもむろにマスタースラックスを脱ぎ捨て、ふしぎな踊りをはじめた。
「見よ！この俺の腰の動き！」
ベッドさんはドアをドンドン叩いて、
「イヤァァーー！鬼さん早く来てえぇー！」と叫ぶ。
早く助けに行かないとベッドさんお嫁に行けなくなっちゃうよ・・・。
ボクはカッツ邸でおこった出来事を思い出し頭を振る。（２７話参照ｗ）
すんでのところで団長が入ってきたのでベッドさんの操は無事であった。
「よかったぁ～ＴＴ］
ベッドさんはその場で崩れる、とりあえずよかったねｗ
一通りまわり終わって最後の一軒だけが残った。さぁ、この最後に残った一軒が賞金獲得だｗ
「ハイ、そこにいる方出てきていいですよーｗ」団長が呼びかけても反応がない。
「？」
団長が中を確かめに入っていくと、・・・誰もいない・・・。この一軒だけ誰一人入っていなかったｗ
「・・・ということは今回のゲームで賞金獲得者はなしということですねｗ」
ええー！そんなのってアリなんですか！まぁ楽しみましたけどねｗ　　
（続く）