うなの冒険日誌

うなのアストルティア日記４３話（ゼロアたんの配信オーレン受難）
一番最初に配信されたグレンのオーレン、当時のステータスではとてもとてもサポで勝てるような相手ではありませんでした。（なぜなら当時のサポ僧侶は天使使ってくれないからｗ）そんな当時、ゼロアたんがサポ連れでオーレンに行ってくると聞いたので、
「サポで行くのはチャレンジャーだねぇ」とボクが言ったら、
「まぁダメだったら手伝ってもらうよ」と言うのでそのまま見送ろうと思ったら、「オレも行きたい」と一人のオーガ戦士が手を上げた。名前はなんだったか・・・忘れたな、とりあえずこの人を仮にYさんと呼ぶことにする。
「Yさんは職は何で行くの？」ゼロアたんが聞くと、Yさんは「このままで行きたい」と言い出した。
え？ボクの見間違いでなければレベル２５に見えるんですけど・・・。
「あの・・・配信の方なんですけど・・・」
ゼロアたんが再度確認をとると、「うん、わかってる」と言う返答が。
「さすがにそれは無理でしょう」
日ごろ滅多に口を開かないシューマッハさんですら突っ込むくらい無謀な話
「ま、まぁお試しということでとりあえず行ってみましょうかｗ」
人のいいゼロアたんは断りもせずそのまま連れて行く腹を決めたらしい。
さすがにゼロアたんが気の毒に思えてきたのでボクも手伝うことにした。
ボクは後から二人のあとを追っていくことになった。
「ごめーん、待ったぁｗ」
ちょっと冗談めかして言ったつもりだったが、「早くいこう！」とYさんにせかされる。何か急いでる理由でもあるのかな？と思いつつもボクらは妖剣士の塚へと向かった。
オーレン対峙。案の定、Yさんは戦力にはなりません・・・。
頼みの綱はボクのバイシオンで強化したゼロアたんのタイガークローとサポ僧侶たんがいかにして死なないかということ。
「Yさん小瓶で僧侶回復してー！」とボクが叫ぶと、
「小瓶ない」とあっさり言われた。そのうちYさんの蘇生も手が回らなくなってきたので、やむなく放置することにした。でも口は出せるので、
「ためるやって」と言うんだけど、「そんな余裕はない・・・」と涙目になってタイガーを撃ちこむゼロアたん。
頼むからしばらくただの屍でいてください・・・。そうボクも思いながらいつ終わるともわからぬ戦闘を繰り広げていた。
・・・いつか終わりもあるもので、オーレンがついに倒れた。
「やった！奇跡的に勝ったーｗ」
ほぼ２人とサポでオーレンに勝利しました。そのあとの蘇生したYさんの衝撃の一言、
「武道家５５あるんだけどねｗ」と言う言葉を残しさっさとPTを離脱してしまった・・・。どうやらこのあとフレとの約束があるらしい、それで急いでたのか・・・。
残されたボクとゼロアたんはしばらく呆然としていたが、ゼロアたんがチムチャで「Yさん武道家だったらもっと早かったかもね！」と言うのが精一杯だった。言いたいことはいっぱいあったんだろうけど、それをすべて飲み込むゼロアたんは男前だと思った。小瓶と聖水代ハンパなかったね・・・。
Yさん？もうすでにチームにいないね・・・うん・・・。
（続く）