私が年齢的に一番リアルタイムで覚えているのはDQⅣ~からなんですよね
これはⅠⅡに関してはまだ小学校低学年で自力でのクリアは難しく、Ⅲもまだ微妙、Ⅳからが自力でクリアできたDQなのです(Ⅰ~Ⅲはもう少し大きくなってからやりました)
この頃のFCはあまりゲームのキャラ達は心情が読めません。主人公(勇者)だとなおさらわかりません。
Ⅰにいたっては一人なので当然読めませんし、Ⅱのローレシア王子をはじめ、サマルトリア、ムーンブルクにしても最初の出会いで一言交わすだけで後のエンディングまで一切言葉は交わしません(FCでは)
この中でFC版最後のDQはⅣになるのですが、仲間が多い分、FC版でもそれなりに人間関係が見えてきます。
私はね、DQシリーズの中でⅣが一番好きなんですよ
そのⅣの中でも第2章が一番好きなんですよね
なんで好きかって言われても色々難しいんですが、まずフィールド曲が好きかな、あのテンポのいい曲ね。
冒険に至ってはバランスがいいことかな?職種が武道家 僧侶 魔法使いってバランスいいじゃない(お姫様が武道家なのには違和感あったけど)
そしてなによりも アリーナとクリフト この二人がいたことなんじゃないかな。
アリーナとクリフト
言わずと知れた姫と従者の関係
いろんな同人なのでカップリングにされているこの二人
ゲーム上で見るとクリフトの片思いが大半を占めているイメージ
でもね
FC版ではそんなにアリーナに対して好き好きアピールはしていないんですよね
唯一それととれる言葉があったのは、第2章が始まってすぐアリーナがお城の中をぶらつけた時、教会に行った時にクリフトと言葉を交わす唯一の機会の時に ん? ていうような会話が聞ける時くらいです。
でもこれスルーもできるのでこれを逃すと永遠に聞けない心情になります。
この言葉を当時の自分より上なオトナたちが クリフトはアリーナのことが好きなんだ という解釈になり。後に四コマや小説などでも アリーナ様お慕い申しております アピールが定着して今に至ると考えております
FC版ではそのようなアピールは一切なくエンディング後もありません、あくまでも姫と従者というドライな関係です。
二人が恋愛関係?にあるというのは周りの妄想で成り立っていると言えますねw
これがリメイク版になると状況が一変します。
クリフトがヤバいくらいの 自分は姫が好きなんだ! ということをプレイヤー側に猛烈にアピールしてきます。
その最初のアピールが、何気なく本棚(だったかな?)で見つけたアリーナのブロマイドになります(写真という概念があったのは謎なのでもしかしたら姿絵なのかもしれない)
我々が操作してるアリーナが見つけてしまうわけですから当の本人はどう思ったんでしょうね?w
その後もはなしかけるという機能が備わったため、クリフトのアリーナラヴな情報が垂れ流されることになります。
他にも高いところや犬が苦手なヘタレ設定がなされ、AI機能にするとまっさきにアリーナに回復するというわかりやすい行動になります。
アリーナはそんなに変わらないのにクリフトのこの変わりようったら・・・。
正直、あのFC時代の自分の気持ちを返せと言いたくなったw
あの頃は余計な情報もなかったのでとても硬派なイメージ(自分の中では)だったクリフト君。
しかし、リメイク版以降からはちょっとストーカーが入ってなくもないw
私は昔のクリフト君が好きだったよ・・・。
ヒーローズでは主人公に会うまでは二人で旅をしている設定に、クリフト自身は主人公に会うまではアリーナと二人旅を満喫していたようだがプレイしている本人はもうオトナなので色々邪推はしてしまうところ。
ゲームも日々進化して、グラフィックやストーリーの余談など楽しめる要素は増えましたが、あのFC時代の不便だけど自身の想像を膨らませて遊ぶというプレイスタイルも悪くなかったなと昔を懐かしむ今日この頃。